幕を引く猫

台風の影響か、秋の夜長のように涼しい今夜は眠たくて、猫が幕を引いてくれた。

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朝早く、原稿の断片をひとつふたつみっつ仕上げたら、今日は絶筆になってしまった。あることを考えだしたら、その回りをぐるぐるして出れなくなってしまった。そういうときに限って、ネコがまとわりついてくる。

さんざん遊んだ、と言いたいところだがまだ足りないみたい。満足せずにカーテンの後ろから前から、ひとり突進しておった。ごくろうだねコ。

鳴き声はある程度わかるようになった。餌をくれは明瞭にわかる。しかも餌を平らげた後「ごちそうさま」って言う。「どういたしまして」とぼくは答える。遊びたいのに遊んでくれなくてイライラしている時もわかる。

不思議なことにヒトがノルときはネコもノル。ヒトがノラナイときはネコもノラナイ。鏡のごとき関係がある。

今日はあれで遊びこれで遊びといろんなものを試したが、なかなか遊びが続かない。ある人のアドバイスを思い出した。

「ネコの気持ちにならないと遊べません」

ネコの気持ちってなんだろう。金色の目をじっと見て考える。別の方のアドバイスも思い出した。

「押しちゃだめです、引くことです」

ネコは基本的に追いかける生き物。寄ってくるより遠ざかる方がいい。だから逃げるように遊んでみたら、ちょっとノってきた。でも今日はぼくの心は曇り空よりも曇っていた。それがうつったのか遊びが続かない。とはいえそれでも結構遊んだ。その証拠に床に光っていたものを見つけた。

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爪だった。爪まで割って遊んだみたい…^^; 一方ぼくは爪を噛んでいる。

自分で自分を圧し潰してしまう。そういう自分を引き剥がしてくれるのがペットである。ありがたい存在である。

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