「ビーイング•トランスジェンダー Being Transgender」

18万字の竹次郎と私の自己解放の物語は、トランスジェンダー論/文学の新しい地平線となる作品です。

「子はいらぬ、おれは生きる!」と座産の綱をつかんで叫んだのは、マゲを結い、股引きを履き、男物の着物を着た竹次郎。江戸後期の天保時代の女たけは、なぜ男の竹次郎になろうとしたのか?男になるのになぜ子を産んだのか?死産は罰なのか?竹次郎は二度の捕縛入牢後「人倫を乱した罪」で八丈島に流罪となった。

現代の男性の私は、人生流転の果てに「自分の中にいる女」を知り、生きづらさから解放された。私は自分を知り、人を知り、ポジティブに生きだせた。なぜ性転換にそんな力があるのか?それを知ろうと古今東西の文献にあたり、江戸のトランスジェンダー先駆者「竹次郎」を知る。竹次郎の物語を書こうと決めるとその声を聞いた。

「おれがHeになるわけと、おまえがSheになるわけを一緒に探ろうや」

私は自分の分身を江戸の竹次郎のもとへ送りみ、仏の教え、禅の知恵、アダムとイブの罪を探り、イザナギとイザナミの反省会を経て、生き直しの原点に到達する。生きづらさにひしがれた「普通の人びと」との共通感覚も見出した。トランスジェンダー(Transgender)になる(Being)とは、自分とは誰かを問いかけ、自分らしさを知り、心を開いて生きかたを正していく〝人間新生〟であった。

目次
【はじめに 私はカンレキのトランスジェンダー】
【一 おとこおんなたけ登場】
【二 トランスジェンダーの生まれるところ】
【三 トランスジェンダーの正体を探して】
【四 もがきあうトランスジェンダーたち】
【五 外にいる女と内にいる女】
【六 ビーイング•トランスジェンダー】 
【七 覚悟を決めたトランスジェンダーたち】
【八 楽土へ向かってもう一度交合せよ!】
【九 イザナギとイザナミの反省会】
【十 竹次郎ことたけ、遠島を申し渡す】
【十一 ビーイング•マイセルフ】
【十二 八丈島のトランスジェンダー】
【むすび ビーイング•ユアセルフ】

トランスジェンダーの真実とリアルを描くこの作品を出版していただけるところを探しています。

編集希望 この文を受け入れて伴走してくださる方と出会いたい。
販売促進 全力を尽くします。
読者ターゲット
1、自分の生き方に不安を持つ人(非トランスジェンダー)
2、トランスジェンダーに興味や疑問を持つ人
3、日本総人口の0.6%(75万4000人)のトランスジェンダー(国立社会保障•人口問題研究所「家族と性と多様性にかんする全国アンケート」2023年の速報結果より)
2024年4月初稿脱稿(18万字)

ご連絡をお待ちしております。

【執筆者】
りり〜郷 東京都生まれ 千葉県松戸市在住 ライター歴20年、業績から人間性をつかみ、人生に再構築して描く『ドクターの肖像』で毎月8000字、120名の名医を10年以上執筆。モットーはTGIF(Thank God I’m transFemale)。日本のケイトリン•ジェンナーをめざす。連絡先 go@cotoba.jp 
自己紹介 執筆実績(ドクターの肖像)

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