文はアイデア

今週のASEAN留学生就職「前」支援講座のテーマは「アイデア」だった。

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ベトナム人留学生がこの春、日本企業に就職する。彼らの社会人生活を支援する講座、ぼくの担当は3回で「MECE」「アイデア」「仮説検証」をやる。今回は2回目だった。

仕事で一番大切なのはアイデア。アイデアなくして企画なし、営業なし、業務改革なし、人材活性化もない。だから色々なアイデア技法や最近のアイデア商品やサービスを取り上げた。しかし一番大切なのはこれ。

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アイデアとは「今あるものの、新しい組み合わせ」に過ぎない。組み合わせはモノとモノとは限らない。モノと習慣、モノと色、モノとサービス、サービスとサービス…と色々である。

演習のテーマは「彼らが入る会社に新製品/新サービスのアイデアを提案せよ」。チームで考えてプレゼン。講評ではターゲットから絞る、提案先を組み合わせる、流通を変える…などアイデアをカタチにするコツを伝えた。

その講義から2日間、ぼくは依然として創作修行に悩んだ。書けない、書いてもポイ、どーにもならん。いい加減、あきらめようかと思った。かつてあきらめた。もう一度あきらめたら尚がっくりである。「あきらめるのかお前!」というラガーマン医師のフレーズも聞こえてきた。

だが書けない…^^; 

今朝、夢を見た。いつも走り回る夢を見る。昨夜もけっこう走った。高い山のような舗装道路を登ってる。目がくらむほど高い。しかもフチをだ。落ちかけては登る。遂にてっぺんである。フチには網か布か掛かり、それを外さないと進めないようだ。外そうとして足を滑らしかけたとき、言葉が降りてきた。

「どんな物語も、かつてあった物語の組み合わせに過ぎない」

ああ!そうだな、それなら書ける。読んだ本、聞いた話、妄想の組み合わせでいい。新奇がいいとは限らない。懐かしいものを少し新しくしてもいい。文こそアイデアである。ということでまた書き出している。

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