やろう。

日だまりの猫を見て、優しさに触れて、力が湧いてきた。

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原稿入稿疲れもようやく癒えて、次の原稿のテープ起こしにせっせと精を出した。連絡来ないかなあ…と思っていたら、お昼過ぎに待ち人より連絡来る。待ち人が「使わないから」とくれたものがある。

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猫のツメ除け?のタイル。今さらだけど我が猫、けっこうツメを立てて走っている(というか走らせて遊んでる)ので、床の雑巾掛けをしていると「ツメ痕かなあ」気になる擦り傷が見える。これからでも床対策と思っていた。そんな話しをしたら待ち人より、あっちもこっちもカバーできるほど頂いてしまった。

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使わないからと言ったけれど、いつか使おうと置いてあったのだろう。余りにかたじけないので、せめて日用品を買って渡した。お礼が安くて申し訳ない。

日だまりの猫を見て、自分の持ち物を分け与える優しさに触れて、先日から思っていたことをがんばろうと思った。

ひとつはもう一歩、人間の内側に踏み込む文を書く。

人間のドロドロした心の粘膜の向こう側、サラサラした心の冷血を描いてゆく。昨年書き上げたものをまず書き直す。その習作は、数名に読んでもらったままお蔵入りにしていた。良く書けてはいるが、決定的に欠けている要素がある。人間のドロドロとサラサラである。重いテーマのくせに、そこを除いて、あえて軽めに書いたのだが、書くなら書いてみろ、心に迫るものにすればいいじゃないかと思い直した。心療内科の文を仕上げれば、人の弱さがもっと見えてくる。もっと書けるようになるはずなので。

もうひとつは御朱印帳キットの新規作成である。

かみのみか」事業の推進である。紙を問屋に発注し、加工屋と職人と一緒に断裁し貼り加工をして、出荷品質の商品を作る。粗雑なぼくにしてはエラい挑戦である。売り方には業界にはない新機軸を入れる。

この2つをやる。猫も優しい人も大事にしたいから、やろう。

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