東京の奢り

東京は羨ましい。選挙のことである。

なんやかんや話題の人もいるし、華がある人が出る。それに比べてトカイナカの千葉は…地味だ。争点もぼやけた参院選は興味レスだが、都知事選はおもしろい。小池百合子衆院議員である。

増田元大臣は優れた人物だと思うが、「都知事は我々が決める」という民主主義を軽視した都議会の顔色を伺うなんて見損なった。自ら打って出ればよかったのに…

一方小池議員は党や派閥を超えて、自ら都知事に打って出るのがいい。自民党東京都連の支持なんてクソクラエ、女のガラスの天井ぶちやぶり、男の嫉妬も男の自負もこなごなにしてほしい。

争点を出す人は政治家である。政治家なら争点を出さなくてはならない。小池氏がもうひとついいのは、本質的な争点を出したことだ

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都議会という伏魔殿を解散する、舛添問題を追求するのもいい。だが一番良いのが「利権追求チーム」である。

今回の都知事選の争点とは「奢り」だと思う。

どう考えても舛添都知事があのアリサマだから、もっと利権を得ている会社や人物が多い。東京だけ土地が値上がりし、投資も開発も膨らむ。他のすべての地域の縮小と引き換えにですよ。過疎地に基地や原発をおしやって、災害対策でコンパクトに住めというのもひどい。

一極集中と貧富の格差拡大を都民はどう考えるのか。ミニバブルをありがたいでいいのか。都民の半分は田舎出身なのに… 非都民も一揆を起こさないのは巧妙な政治仕掛けと、日本人のもののあはれ意識に染まったのだろうか。

まあそれもこれも小池候補の勝敗でわかろうといふものです。

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