ユーザージャングル

ITの成功体験はある意味で独特であり、ある意味で深い。

ワープロで打ち込んだA4サイズのプリント資料10数ページを預かった。行間が広いので文字数はさして多くはない。約束はしてないが締切があれば当に過ぎていて、今さら「電子ファイルはありますか?」とお願いするには顔面皮は薄い。打ち込むか…と思ったがざっと7000字。やっぱり難儀である。

そこで、OCR。

FullSizeRender(161)
エプソンのフラットスキャナーを買ってよかった。これで読み取ってOCRのアプリでテキスト化でできると思い立ち、Googleにお伺いを立てると、なあんだGoogle Documentでできるんだ。

へえーっと、スキャナしてjpg保存。そのファイルをGoogle Doc.で開けばポン!のはず…だがすごい文字化け。なんで?どうやら原稿の縦横がおかしい。文字は左から右へとある。縦横保存をし直して再度挑戦。まだだめ。再びなんで?じっとjpgファイルを見ていたら「画像のサイズがでかすぎ?」と閃いた。小さくしてやってみたら…

スクリーンショット 2016-07-07 20.36.18

できた!識字率は99%まで正確。

ふと思ったのが、IT系の「成し遂げた感」は独特だなってこと。

Googleの説明だけではできず試行錯誤した。カンタンと言われるスマフォでも使いこなすのはたいへんである。パワポも画像編集も音楽編集も奥が深い。基本は誰もができるはずなのに悩む

理由のひとつには「設計の未成熟」がある。家電ほど誰もが使いこなせる標準化がまだない。「わざと説明がない」せいもある。iPhoneのように使用説明書を省いてユーザーに任せる。つまり手抜きである。

つまり「クイズ」なのかもしれない。ITという閉ざされた世界で解を探すオリエンテーリングなのだ。悩んでできると不思議に快感があるでしょ。ならばユーザーインターフェイスなんてむつかしい用語でなく「ユーザージャングル」と呼ぼう。ある人は彷徨い、ある人は抜け出せない。迷わせてなんぼで、帰還できればめっけもの(^^)

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