壁、壁、壁…人生の壁をいかに乗り越えられるか?そのコツはたった一つである。掃除することだ。
「ここの端っこだけ拭かないで残しておこうか」と中村さん。
「なんで?」
「ビフォーとアフターをわかってもらうように(笑)」
ギャラリーアートマルシェ神田の閉鎖に伴い、6月の最後のイベント後、御朱印帳のワークショップは内神田の「かみのみか工房」に移す。元は製本所である。先代からの建物であちこちが昭和がある。その雰囲気は活かしたい。だが汚れててはいかん。
そこで職人坂井さんと中村さんとぼくで大掃除をした。棚、エアコン、窓、扉、何よりも壁である。長年の汚れが染み付いている。拭いても落ちないので紙ヤスリで擦ったが芳しくない。結局、水拭きが一番でしたね。
ゴシゴシずいぶんやりました。手伝ってくれた中村さんに感謝しかない。ありがとうございます。いつかこの御礼は爆売れで返します…ないか(笑)工房のある神田西口商店街には鰻屋は3軒あり、行列のできるラーメン屋(わいず)もある。ぜひ皆さん、ワークショップに来てください。
お客様を迎えるのだから清潔は当たり前である。お店は掃除しないとお客が来ない。
これは持論ですが、中小企業のレベルをチェックするのに手っ取り早いのは「受付台の清潔度」。「掃除の人がやってくれる」のはだめ。「受付はお客への顔」だから自分たちで掃除しなくてはならない。これは鉄則。もしも誰もやらないなら「あなたがやろう」
掃除しないと来ないのはお客だけではない。アイデアも来ない。やる気もわかない。仲間意識もわかない。掃除はすべてである。
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