たまねぎで涙目になるな。

昨日買った玉ねぎ、よくなかったよ、と言えないんですよね。

近所のOスーパーは夜遅くまでやっているし、なんやかんや便利でありがたいけれど、野菜はちょっと、と思う時がある。値段が高めの割にはへたっている。百戦錬磨の主婦ならつかまされない野菜を、視力も落ちて世間知らずのぼくはつかまされる。

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買った翌日だからねえ、ちょっとさ…。長ねぎも用心してるし、キャベツもチェックしてる。これでこの値段っていうのがある。このスーパー、まるであのMエツのように野菜が弱い。

先進的なスーパーだとトレーサビリティ、原産地証明ってやってる。生産者の顔が見える野菜。それは良いけれどさ、もっと手前で、もっと身近で「苦情を言えない」という問題の方が問題じゃないだろうか。

この玉ねぎの苦情、スーパーでは誰に言えばいいんだろう。

昔の八百屋なら、無駄話のついでに、「おニイさん、キウリ、よくなかったよ。酢が入ってたよ」「あれ、そう。ごめんごめん。ほらこれもってって」こんな対話が成立していた。返品とか返金とか角を立てることなく、客はやわらかく、でもぴしっと言う。売り手はハッと気づかされて、ありがとうと感謝する。仕入れ先や仕入れ時期、包装単位とか、お店を自然に改善していた。

何よりも顧客関係が良好に続いた。

ところが今は八百屋担当になっちまった。それさえもいれば幸いである。ぼく補充スタッフみたいな人に言っても「はあ?」でしょ。むしろ八百屋がテナントの方がいいかも。

店長への直行便がある?あるけれど、あれはプンプン怒ったときか、あれが無いから仕入れてとか、そんなくらいでしょ。

レジに言える?言えないよね。このスーパーには良いレジの娘さんがいて、彼女はテキパキで大好き。だから言えません(笑)

たかが玉ねぎ一個、されど一個である。それは積もり積もってゆく。お客が腐ってゆくかもしれない。無人レジとか、携帯会員とか、店頭は効率化ばかり。効率は大切だが、収益アップよりもコストダウンなのである。

今、店を差別化できるとすれば「話せる」ことじゃないか。そこら中に会話がない店ばかりになった。コンビニもそう、ネットもそう。家電量販店もそう。だから問題も起きる。買い物もつまらない。

まあまあとにかく、たったひとつの玉ねぎで、お店が涙目にならないようにしてね。

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