アートマルシェ神田では“ローフード教室”を2度開催した(極力ナマで食材を調理する食べ方)。その都度なぜだか「オレンジが無い!」「松の実が無い!」という事態に陥り、わたしはチャリに乗って買い物へ遣わされた。そんなとき不便だなと思うのは“荷物の運搬”。牛乳配達屋のような四角い頑丈な荷台は要らんけど、ロードバイクにはカゴも荷台もないのさ。
んなら、日本の誇るリヤカー・サイドカーや、少子化政策をあざ笑う中国のツインバイクはどお。
【荷物運び自転車ならkona】
荷物運び&ロング・ホイールベースバイクと言えば、カナダのメーカー『kona ute』と相場は決まっている。
清酒ケースもビールケースも、魚類一杯のクーラーも運べる。何せ100kgまでOKで、親類縁者一族郎党運べる(てことはないか)。価格は10万円くらいだが通販には適さなくて(サイズオーバー)お持ち帰りオンリー(お乗り帰り?)。そいつの電動バイク版『The Electric Ute』が出るのが話題です。
The motor system used on the Electric Ute is the same featured on the Ticket and the Token. However, the battery capacity calls for 24V x 13Ah-more power for carrying heavier loads. 引用元(Electric Uteに使われるモーターシステムはTicketもTokenも同じ。だが重量物積載を想定してパッテリーキャパはでっかい)
同じく電動バイクの『the Ticket』と『the Token』と併せて発売される。ちなみにこのふたつはカジュアルバイクのようだ。konaはユニークなバイクが多いけれど、uteは極めつけだなあ。2,299ドル。utteでも美術品運搬バイクとして買いたいな。
【このトレイラーも凄い】
The MONOWALKER, designed by Kai Fuchs, is a great looking wooden and aluminum bike trailer, but as you might guess from the name it is more than that. The product is primarily a single wheeled hiking trailer, but by adding another wheel and a bike drawbar, you can convert it into a cycling trailer. 引用元 (MONOWALKERはウッドとアルミで作られたトレイラー。手で引き押すハイキング用としても、自転車で引っ張るトレイラーとしても使えます)
登山口まで自転車で運び入れ、そこからハイキング用としてリヤカーライクな使いかたに変身。登山家、山岳カメラマン、シェルパなど登山者だけでなく、山間に住む人にもいいかも。イヤな話だが遭難して歩けない人も運搬可能。なんて素晴しいアイデアか。こういう発想ができれば畳屋だけがお客だったリアカーも復活ができる。
自転車は人を運ぶだけでなく、荷物も運べる。ロードバイクで都内を走るときは必要ないけど、自転車の運搬力、改めて凄いなと思った。電動konaを手に入れて、テントや食物や着替えやサバイバル用具を積んで、いつかロングなツール・ド・ジャポネの旅に出かけたい。
働く自転車をテーマにした展示会を開催します。
「人に役立つ」自転車を展示・試乗体験
10/1・2(土・日)千代田区北の丸公園科学技術館
「自転車が人にできること2011」展 開催
自転車の情報を発信する財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター(東京都千代田区北の丸公園2-1)では、「人に役に立つ」自転車をテーマとして、ハンドメイドや特別製作の自転車40台の展示と試乗ができる「自転車が人にできること2011」展(~ここまでできる自転車の魅力~)を2011年10月1日(土)・2日(日)の2日間、東京北の丸公園の科学技術館1Fイベントホールにて開催いたします。入場無料。
今回の展示会では、「業務用またはレジャー用に効率よく物が運べる自転車」、「誰でも・いつでも・どこでも簡単に乗れて収納できる自転車」、「災害時にも活用できる自転車」というテーマで、乗る人のために工夫をこらした様々なタイプの自転車40台を公開します。
併せて、「市場や街中で今でも活躍している昔なつかしい運搬用自転車の様子」や、「東日本大震災の被災地(岩手・宮城・福島・茨城各県)サイクリング協会会員が自転車を通じて語る震災体験」そして「自転車文化センターが所蔵する、歴史を物語る運搬用自転車」もご紹介いたします。
自転車通勤やスポーツとしての自転車人気がとても高まっていますが、普段は身近な移動手段としての乗り物とのみ思われがちです。こうした用途以外にも「人のために役立つ」様々な自転車が身近で活躍しています。会場にお越し頂き、見て、乗っていただければ、このような自転車の限りない可能性を感じとることができます。
■「自転車が人にできること2011」展(~ここまでできる自転車の魅力~) 概要
日 時: 2011年10月1日(土)・2日(日)2日間 9:30~16:50
会 場: 科学技術館1階イベントホール
東京都千代田区北の丸公園2-1 東京メトロ東西線竹橋駅・九段下駅下車徒歩7分
主 催: 財団法人自転車普及協会 自転車文化センター
内 容: 1.ハンドメイドや特別製作自転車の展示・試乗(出展予定30台)
出展メーカー:エムマキノサイクル 、オーエックスエンジニアリング、オートクラフト・IZU、
絹自転車製作所、今野製作所、サイクルストア ヒロセ、ソシード技研、
高田スペシャル、タカムラ製作所、東叡社、東部、トースト、トーホー工業、
ブリヂストンサイクル、5LINKS、細山製作所、マツダ自転車工場、
ムラマツ車輛、ラットエンジニアリング、渡辺捷治製作所(50音順)
2.運搬用自転車活用例紹介コーナー
蔭山真澄 氏(運搬用自転車研究家)蒐集の運搬用自転車写真を展示
3.「東日本大震災被害地サイクリストからの声」コーナー
岩手・宮城・福島・茨城のサイクリング協会からの“自転車”を通じての震災報告
4.非常時に役立つ自転車と自転車用品コーナー
ノーパンクタイヤ装備自転車、塩素殺菌機能付き自転車搭載型緊急用浄水装置自転
車「シクロクリーン」
5.自転車文化センター所有「物を運ぶ自転車」の歴史展示(合計4台)
自転車文化センターが所有する運搬車の歴史を語る4台を展示
入場料: 無料
読者お問合せ先: 自転車文化センター tel.03-3217-1231
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/
この件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
自転車文化センター 谷田貝、岸本、村山 tel.03-3217-1231
広報担当 プレイブ㈱ 朝比奈 tel.03―3545-0802