楽しいことから考えよう!ネットスーパーと自転車の話

ビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードと、昨夜書いた自転車乗りについてのブログのちょっぴり延長です。

郷好文の“うふふ”マーケティング:成功しそうでしない商売、ネットスーパーはどう運営するべき?
成功しそうでしない商売とも言われるネットスーパー。このほど、コンビニ大手のローソンもらでぃっしゅぼーやと組んで参入することを発表した。ネットスーパーがうまくいくための条件とは何なのか考えてみた。

安全な野菜の宅配のパイオニア らでぃっしゅぼーやと、生鮮に力を入れるコンビニ ローソンがタイアップして“産直ネットスーパー”に参入した。組み合わせよし、産直という狙いよし、なのだが、ぼくはずっと前から、ネットスーパーってどうして楽しくないんだろう?と思っていた。それは「買いにゆく時間がない」「重いもの、かさばるものを持ってきてくれると便利」とか、マイナスの要素を払拭しよう、そういうアプローチできたのがネットスーパー。それじゃ楽しくない。

昔、スーパーがワクワクする時代があった。そう書くとみんなびっくりするよね。でも80年代くらいまではスーパーは楽しかった。いろんなものがある。新製品もある。びっくりもある。活気もある。90年代以降、買うだけの場所に成り果てた。だからダイエーもダメになったのだと思う。ネットスーパーはその突破口のひとつ。期待はしていますが…。

「楽しくない」からいかに抜け出せるか、そんな想いから書いたエッセイです。どうぞよろしく。

【自転車をめぐる随想のおまけ】
日本人は何事も「楽しくない」から考えがち。規制せよ、ルールを守れ、とにかくがんばれ、そんな過去思考にしばられた民族にいつからなったのだろう?

自転車をめぐるマナーの悪さ、規制、道路づくりの話を聞いていると、交通戦争をどうしよう?みたいな負の思考からスタートしている。それじゃあ何も新しいことは生まれない。


負の思考ストップ。たとえば楽しい駐輪ができる町。クリエイターがデザインしたユニークな駐輪止めが町のかしこにあったらおもしろい。画像は典型の自転車止め。「ここに止めろ、さもなくば撤去する」じゃあねえ…。

車道に自転車道はあぶない。歩道に自転車もあぶない。それなら1本裏手の道から自動車を追い出して、自転車専用道路にすればいい。時速は20km以下に制限して、お年寄りの自転車乗りもやさしくしたい。騒音も排気ガスもないそんな専用道をつくれば、その自治体の価値もアップする。地価も上がる。居住品質がよくなる。良いお店が集まってくる。

そんな夢をみたい。夢から事業を創る支援をしたい。市場も人も成熟した今は、現実の改善に囚われ過ぎている。いったん既成商品も既成概念も、大人ぶった考えも壊したほうがいい。楽しいから始めたい。

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