自転車産業も自転車ユーザーも、縮こまっちょる!

今日のテーマは自由な発想の自転車バッグ3つの紹介と、自転車道についてのつぶやき。まずは“メッセージ・バッグ”から。


【Messageバッグはウラオモテあり】
Messenger bags are hip and cool and not to mention that they are very convenient too. With an email icon one one side and an air mail envelope on the other, the Message Bag is a messenger in the true sense. 引用元メッセンジャーバッグはヒップでクールで便利だけど、こいつはどうだい?

片側がエアメール、もう片側は電子メールのデザインという、エスプリたっぷりのバッグ、25togoデザイン。好きだなあこういうの。四角いとMacBookもiPadも入りやすいしね。サイズは2種(large: 17″ L x 12″ W x 6″ D; medium:  9.65″L x 6.7″W x 3.54″D)。129ドル(北米価格)。

【HEBIE bootbagは斜めだし】
This ‘Bootbag’ design snaps into a ‘Quicksnap’ carrier and is designed to be very quick and easy to remove and replace. 引用元Bootbagデザインはクィックスナップキャリアにパチッとできて、取り外し自由自在


HEBIE bootbag』はありそうでなかったナナメに脱着できるお買い物バッグ。スマートだし合理的だ。ドイツ人らしい発想。皮製は高価な275ユーロ、でも普及品のプラスティック製は35ユーロ。販売はこちら


【Tato bicycles は真ん中がお好き】
“Tato bicycles are based on the CSSB system (Central Storage System for Bicycles): a new bicycle concept. 引用元Tato bicycles は新世代の自転車にふさわしいセントラル・ストレージ・システムに基づいて作られています。

このアングルからではナヌ?と思うでしょ。でも空荷の次のアングルから見れば謎がとける。要は真ん中に入れることで最適重量バランスを実現するのだ。まあ自動車のミッドシップ・エンジン搭載車ですかね。


ただ疑問もある。紹介記事にもあるが、鞄はいいが、水ボトルや空気入れはどうするの?ガニマタにならないか?(ロードバイクは特に内またの方が効率的)。まあいいさ、デザイナーのJean-Louis Francescottiさんの自由発想に一票。1559chfで販売中

【日本の自転車産業は縮こまっちょる!】
海外の自転車用品デザインは自由な発想がたくさん。対して日本では、島国の自転車事情にがんじがらめで狭くても置ける/盗まれない/便利追求と夢がちぃっともない。

今朝(2010年5月16日)の日経8面『自転車には自転車道を』は良記事。自転車専用レーンを作ったはいいが自動車が駐車するわ、逆方向で走る自転車あるわ、そもそも自転車がクルマとも歩行者とも分けられた走行路は、全国で2900kmしかないわ(道路総延長の0.2%)。

そんなバイク(自転車のことだよ)超後進国だから、用品市場も縮小し、ユーザーも育たず、自転車屋は潰れる。「逆走も 無灯火者も 注意せず」なんて標語ができそうなおまわりさんばかりで、自転車マナー/ルール浸透も絶望的。ときどきチャリ通勤者(片道25km)として絶望しつつ、次の提案をしたい

日本各地で「自転車デモ行進」をしよう! デモの目標は3つ。

「“電気自動車・自転車推進大臣”の設置」
「道路総延長20%の自転車走行レーンの実現(2020年まで)」
「自転車部品・用品・インフラ企業の特区設置」

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