アクータメンツ・ゴッホは買うぞ

ひさびさにハマった激笑グッズ。相棒cherryさんがネットに迷いこんで見つけた。「ベートーォ…ベン?」

難聴に悩まされながら数々の名曲を生み出した不世出の音楽家ベートーベンのアクションフィギュア。フィギュアにはイスが付属。ピアノは付属していませんが、こちらからダウンロード可能(英文)です。(引用元=アントデザインストア

そうフィギュアなんです。美国『アクータメンツ/accoutrements』が発売する“ベートーベン アクションフィギュア”。そのピアノ椅子に座る姿の精密さ、ピアノはペーパークラフト(!)をダウンロード制作できるのもゲキ楽しい。

【ゴッホは欲しい!】
ヤバいのがゴッホ。本体(胴体)へ差し込み式の2タイプの頭が憎い!画家が狂気で耳を切る前と後の表現をするなんて、うう凄い!。しかもイーゼルには代表作『ひまわり』『自画像』他4枚付属の細かな芸。うふふを通り越して腹かかえて笑った(笑)。

仕様的には高さ14cm、幅6cmくらい。価格はベートーベンもゴッホも2,100円(アントデザインストア)。これ欲しい!

エドガー・アラン・ポーという意表
(笑)。なぜポーがフィギュアなのか?知らんよ。しかもカラスを肩に載せているのは、『ポォ傑作選』なる早川文庫を耽読したわたしにしてもエピソードを思い出せん。すまん。


cherryさんと米国のaccoutrementsのサイトも読覇して、とりわけおかしいのを挙げよう。

「ベンジャミン・フランクリン」「アインシュタイン」「シェークスピア」「セス・ゴーディン(コカコーラのマーケティング・グル)」「Wall Street Victims(株式で破綻者)」「ゾンビ」もスゲーし(シリーズ化されてる)、「フロイド博士」には激笑しました。

【フィギュアの価値って何?】
アクータメンツ・フィギュアの魅力とは、フィギュアにならないハズの人物をフィギュアにしちゃう!というおもしろさ。ポオ、ベンジャミン、モーゼ、キリストなど偉人も痛快ですが、コカコーラのセス氏とか、名も無い民衆など超ユニーク。世の蝋人形館が“歴史文学”、アキバのフィギュアが“空想文学”なら、アクータメンツは“人間喜劇”かしら。


今後作ってもらいたいフィギュアをcherryさんと挙げた。『松尾芭蕉』『杉田玄白』『空海』…。それらもよか。帰り道もずっと考えて、わたしは『魯山人』『黒澤明』『池田満寿夫』『水森亜土』『香山リカ』も良さそうだと思った。

これはイケる!と思ったのが『トルシエ監督とその通訳(セット)』。そんなら元読売のラモスとか北澤はダメ?というか。むふん、彼らの存在はすでにフィギュアなのでNG。“アイコンbutフィギュア未満”という人をフィギュアにするからこのシリーズは激笑なのだ。うんと、そもそも“アイドル”を偶像視するってのは、どんな心理なのか?エッセイのネタにします。

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