夢で起こされた。あたしは大きな海のようなプールにいた。みんな泳ぎに行ってあたしだけ手すりにつかまって海を見ている。泳ぎは苦手だし、明日も仕事があるからな、とつぶやいて起きた。夜中の2時、もはや不眠症だ…^^;;
先週はつらかった。
水曜夕方遅くにインタビュー後、木曜は朝から晩まで作業。だがまったく終わらない。仲間の賢人にチェックしてもらうのは金曜午前の予定。だが翌金曜の朝6時から始めたが、午前中に終わりそうもなかった。賢人から「出かけるので土曜でいいです」とメールが入った。
助かった。だが午後になると心が折れた。なんとか最後まで仕上げて夕方5時、賢人に送信した。終わったはずなのにすっきりがない。これだけ頑張っても報われないのかな…と心がオチた。すると夜8時、恩人からメールが入った。神田川の夜景の画像を添えて「かつてここで四人が働いていましたね」と書かれていた。
四人とは賢人と恩人と達人(この仕事では動画撮影をお願いした)、そして愚人(=あたし)である。この川沿いの古いビルの5階にいた。所属組織はそれぞれだ。「そうだった」と思いつつ午後11時に寝た。ところが午前0時過ぎに目が覚めた。
もう一度見直そう……
起きてMacに火をつけた。午前2時前、修正したファイルを賢人に送信した。「こっちでチェック願います」と書いた。そのあと寝たかどうか忘れたが、土曜の昼頃、思いのほか他早く賢人からメールが届いた。こうあった。
〝りり〜節〟がきいた熱い力作になってますね!
ありがとうございます。りり〜とはあたしのこと。その後、2回ほど原稿の行き来があり、日曜夜10時過ぎに終わった。このファイルの中にはこういうフレーズがある。
I vow my best effort with the extra life given in life.
この文の主語の人は、血液の大病をして骨髄移植で余命を授かった。だからextraとは余分の、追加の、オマケという意味である。授かった分、ベストを尽くして生きる、という宣言である。このextraの訳に難儀し、結局「授かった〝命の延長戦〟でベストを尽くす」とした。
延長戦には勝たねばならない。負けたらそこまでの努力が水泡に帰す。カンレキからトランスジェンダーになったあたしもまた延長戦を授かったようなものだ。延長戦こそしっかりと神様が鼓舞している。この仕事ではやった。あとひとつー
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