ChatGPTをやってみた。

愛用しているJedit(テキストアプリ)にChatGPTが実装されたというので、さっそく試してみた。

導入にはオープンAPのAPI Keyをゲットする必要があり、案内通りにやった。導入後、ふたつの窓が出るようになった。上段に質問事項を投げると、下段に答えを返してくる。たとえば「トランスジェンダー」と入れた。すると、たたたた…と答えを返してきた。

トランスジェンダー(中立)
トランスジェンダーとは、生まれつきの生物学的性別とは異なる性自認を持つ人々のことです。つまり、自分が男性であると思っていても、生まれつき女性として生まれてきた場合、それはトランスジェンダーとして分類されます。トランスジェンダーの人々は、自分自身を認められるために、ホルモン治療や手術などの身体的変化を経ることもあります。また、トランスジェンダーの人々は、社会的な差別や偏見に直面することがあります。最近では、トランスジェンダーの人々を支援する法律や制度が整備されつつあります。

厳密、中立、創造的と答えのレベルを選べるようで、次は創造的である。

トランスジェンダー(創造的)
トランスジェンダーは、自己認識や性別表現が生物学的性別と一致しない人々を指す用語です。また、「トランス」と略されることもあります。例えば、生まれつき男性として生まれた人が、自己認識や性別表現によって女性であると感じる場合、その人はトランスジェンダーとして分類されます。トランスジェンダーの人々には、女性として生まれた人が男性として自己認識する「FTM」や、男性として生まれた人が女性として自己認識する「MTF」などの個別のアイデンティティがあります。トランスジェンダーの人々はしばしば、社会的偏見や差別に直面することがあります。最近の社会の状況下では、トランスジェンダー人々の権利を保護する取り組みが進んでいます。

どちらもわかりやすい。しかし言ってみればこれは百科事典的辞書である。どおりで政府は国会答弁に採用するわけだ。役所にはぴったり。ちなみに「りり〜的」に書くとどうか。

りり〜的
トランスジェンダーは涙ぐましい存在である。
体の性と心の性が一致しないことに気づいた時から、ありたい性へ一致させようとたゆまぬ努力をする人である。MtFなら洋服の大転換に始まり、髭及び体各部の脱毛、ホルモン補充による女性化、喉仏除去から豊胸、性転換など外科手術まである。毎日豆腐納豆を食し、バストアップ体操に発声練習、造顔の努力は勲章ものである。もちろん障害もある。髭に白髪が混じると光脱毛は不能、額の皺やほうれい線は不滅、高身長や足サイズは天与のもの、費用もかかる。努力を支えるのは心優しき人々の「女ぽくなったねー」というお世辞だ。反対に差別の一言でさめざめと涙を流す。決して女性を襲わない人畜無害な存在である。

こういう文を投入し続ければ、こういう文も返してくるようになるのだろうが、ChatGPTが返してきた文はあまりにも平均的である。構造的にそういうものだろうから仕方がない。世界中の論文エッセイコラムが画一化する日も近いかもしれない。そのビッグウエイブにのまれないようにするには、ひたすら「マイノリティであり続けること」かもしれない。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。