大谷翔平さんのマンダラ

大谷翔平さんが高校生の時に書いたマンダラ図がある。

曼荼羅の原典は密教の経典である。その思想を曼荼羅構造にして書いたものとされる。現代では「マンダラート」あるいは「マンダラチャート」と呼ばれ、やりたいことを目標の言葉に置き換えて、実現していく「夢実現の展開図」である。

マンダラートの書き方は、九つのマス目を中心から周辺に向かって埋めていく。真ん中の九つには大きな目標が入る。大谷さんの場合は「ドラフト1位8球団指名」が真ん中で、コントロール、キレ、160kmの球速、変化球、運、人間性、メンタル、体づくりの八つが取り囲む。八つそれぞれを真ん中にして、周りにもうひとつマンダラを書いていく。

野球の要素が詳しいのはさすがである。とくに変化球の具体的なイメージにはびっくりした。それ以上に興味深いのが「運」である。大谷さんはメジャーの試合でもよくグラウンドから「ゴミ拾い」をしている。四球で歩くときはプロテクターを大切に外す。WBC決勝戦では非常に珍しいことに、二塁打を打ったあとヘルメットを脱ぎ捨てたのは記憶に新しい。

プラス思考、礼儀、一喜一憂しないとか、今の大谷さんに通じるものばかりである。数字目標もある。FSQはフロントスクワット、RSQはローリングスクワットで、それぞれの数値がどれほど大きいか私は知らない。WBC決勝戦での最後の投球87マイルの「スライダーはキレ」があった。マイク•トラウトを三振に取る10年以上前にもう書いてあるじゃないか。

ともあれ触発されてわたしも「トランスジェンダーのマンダラ」を書いてみた。心を落ち込ませることがあって、トランスをまっとうしようと自分を鼓舞したのだ。まだヤワいモロい部分が多いが随時見直す。

最後に、大谷さんが書いていないのに「やっちまったこと」を指摘したい。「帽子を投げる」「グローブを投げる」はどこにも書いていない(^^)。私はその時の画像をMacの壁紙にして、大谷さんの帽子の汗を見習っている。

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