父の夢

このブログを読んでる人から「内的な変化をリアルタイムで読めるのっておもしろい」とメッセージをいただいたので、頭(ず)に乗って最近の夢を振り返ってみる。

驚くべきことにが夢に出てきた。

もしもあなたがわたしのことを知っていたら(ありえないけれど)、わたしが父とは気持ちが通じ合わず、ひたすら煙たい存在で、どうしてこんなにわたしを叱ったりぼやいたりばかりだったのだろうとモヤモヤ思い続けて、そういうオヤジのまんま死んでいったことで、ある種の清々しささえ感じたことに合点するだろう。とはいえ亡くなった報せを受けたとき、わたしは地方都市に出張中で、出張を1日早く切り上げて新幹線に乗ろうとして着いた駅の構内の階段の踊り場で、おいおい涙したことには驚くだろう。

ゆえに亡くなって10数年、父が夢に出てくることはなかった。それが一昨日出てきた。共に食堂にいた。注文したものは弁当で、ご飯の上に生肉と冷凍野菜がのっている不味そうな品だ。どうやらそれを食べたらしい父は「先にいくぞ」と行って食堂を去っていった。不思議なことに兄もその後をついて去っていった。色々あって兄とは絶交している。

要するに煙たい家族ふたりが夢にでてきて、冷や飯は冷たさを象徴し、「お先に」は断絶関係を表しているのだ。あるいは死の暗喩だろうか。今朝の夢はその続きらしい。

わたしは自分の部屋にもどろうとする。ディズニーランドの幽霊屋敷のように円形のエレベーターである。ただし周りはガラス張りである。風景は見えない。だが行き先は13階とわかった。到着して扉が開くと、そこは地面があった。芝生もあり池もあり岩もある。13階なのに不思議だ。小さなお猿さんが手のひらに乗ってくる。実にかわいい。岩を歩く甲虫類をひっくり返すと脚をじたばたさせた。そこで目がさめた。

これは天国だ。いいところだが…待て、まだ死ぬのは早い。

せめてひとつ、子がどんな子だったか父に報せないといけない。冷たい家族の物語もひとつ書きたいのだ。こんな思いでがんばっている。いちおう心身ともに健康なので(^^)自分でそういうのは怪しいけれども。今日は寝不足のせいで集中力が切れた。明日はちゃんと原稿仕事をします

読み出した在宅医療の本にチラシでカバーをつけた。内容にぴったりなので(^^)
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