味覚障害者の最後の晩餐

コロナにかかる前だが、下ネタをガンガン話せるA子さんと電話で話していたとき、彼女が自分の最後の晩餐はこれだという。

たらこおにぎり。

実に日本人らしい。不思議なことにコロナの後遺症で味覚障害になった時、わたしはお茶漬け海苔が食べたくなった。買ってきて食したらやはり味はしなかったが、一定の満足は覚えた。味覚障害ついでに、自分の最後の晩餐も考えた。最初に思いついたのは…

鰻だ。

確かに鰻は好きだ。だがそんな贅沢はわたしらしくない。味覚も想像ができない。もっと身近なものがあるはずだ。そうだ!「よかろうのだんだん麺」だ。日比谷にあるラーメン店で(虎ノ門店は潰れたらしい)、辛くて酸っぱくてヤンキーな味がする。坦々麺の実力比較なら、神田の雲林坊の方が味はだんぜん上だが、なんというかよかろうはやんちゃ感がたまらない。麺につくご飯と沢庵がまた合う。

次に思いついたのは「越後製菓の柿の種」である。近くのスーパーで10円値上がりしたのがイタイが、168円で買える。柿の種の中では超絶品である。最後の晩餐、わたしは辛いもの食べて熱く昇天していくのだろうか。いや甘いものも思いついた。

メロンパンである。それも100円で4個入りの山崎のメロンパンだ。これがいいのだ。チョコチップ2個、普通2個というバランスもいい。決して美味くないのだが、最後に食べれるものはそんなものだろう。

しょせんは味覚障害中の妄想である。治れば違うものをチョイスするだろう。

しかし味覚障害をおしのけ(2日後には治った)、ヘトヘトになりながら書いた医師インタビュー原稿、1週間遅れで今日ようやくメドをつけた。へたばっただけでなく、わたしは何のために生きているんだろう?この苦労は報われるのだろうか?と思うと悲しくなってきた。それもまたコロナ後遺症のようであるけれども…

明日は自分を甘やかす日にします。

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