カタールに見た日本人のメンタリティ

4時過ぎにお布団のなか、スマフォでAbemaを見ようとしたのですが、狭い家なのに電波が弱くてつながらず起き出してPCにログオン。日本代表vs.スペイン代表の予選リーグ最終試合、前半の終了時点で1-0で負けていた。やはりアリが巨像に勝てるわけはない… 

ところが巨像に勝った!びっくりです。堂安律さん、ド根性をありがとう!

3試合を通して思いました。日本人には「王様の戦略は似合わない」、あくまで「挑戦者の気概が似合う」。仁王立ちしてさあどこからでかかってこい!ではなく、キントンに乗って立ち向かう方が性に合っている。高度経済成長時代は元気だったが、成熟下では振る舞い方がわからなくなって不況になったでしょう。逃げる相手を追いかけて切るのも苦手。引く相手をあえて追わない。それが日本人の精神ですから。

一方スペインといえば王道、覇道を歩く国民性。王国を攻めるアリを蹴散らす。日本戦でなぜそれができなかったか、油断があったのと、1位通過ではブラジルと当たるから「あえて2位通過」を狙ったのかもしれない。大いなる戦略で動くのが王様、ゲームは駆け引きですから。

だが日本人にとって戦いの場は精神修養です。日本代表選手によるロッカールームの清掃にもそれは現れています。試合は道場に上がる前から始まり、道場を後にしても続く。

わたしは日本人ですから、しかも雌雄反転したリスみたいなもんですから、巨木に登って1箇所だけ穴を開けてやろう精神です。とにかく勇気をもらいました。勝利をありがとうございました。ポイチ監督を見下してすみませんでした(^^)また本田圭佑さんの切り込む解説に、文体のヒントももらいました。それもありがたいです。

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