自己投資の奥義

ようやく医師インタビューの文字起こしが終わった。私の文字起こしは高度な作業なので(^^)手間も時間もかかるのだ。

それはともかく、今回のお話には「自己投資」というシーンがある。その医師は研修医時代、ある手術のある手技で抜きん出ようと、自己投資をした。手術道具を買った。持針器2本、鑷子(ピンセット)2本、合わせて20万円。その道具を使って縫合の手技練習を毎日毎日365日した。おかげで今、日本のトップドクターである。

持針器の例です。

教訓は、技や知識が大切だと思うなら自腹を切れ、である。

私も同額の自己投資をしたことがあった。最初の転職時、パソコンがまだ特別な存在の時代(1990年頃)で、余り触る機会がなかった。だがどう考えても必要なスキルだ。そこで家計はきつかったが清水の舞台を降りて秋葉原へ向かい、東芝のノートパソコン「初代ダイナブック」を自腹で買った。19万ナンボだった。FDを入れ替えるプアな性能だったが、おかげでデジタル化の波に乗り遅れず、リサーチをするときも、コンサルをするときも、文を書く時も役にたった。

さらに良いことは、自己投資は一度やれば「くせになる」。

今朝もひとつ実に少額な自己投資をした。ある美容法の本を買った。化粧水は肌に良くないのでやめたが、美容液や乳液はどうか、そのあたりを知りたくて。歳だからと諦めたくないの、でも老肌に水かしら?それはそれとして、自己投資を一度すれば、何度も「迷わず投資する」という姿勢が身につくものである。

さらに奥がある。自己投資は誰のため?

もちろん自分のためだけど、医師の自己投資は「人助け」になる。手術が上手くなり数千人を助けられた。世のためになるのが素晴らしい。私ごときの自己投資はしょせん自分のためでしかない…。

いやいやそんなことはない。自分を良くできれば、どんなことであっても、必ずそれは誰かを良くできる。トランスジェンダーの美容法はこれからトランスしようと思うひとを助けるだろうし。自分がハッピーになることは誰かもハッピーになることだ。自己投資は他者投資になる。つまり投資は連鎖していく。世の中を良くする。そういうものだと思った次第。

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