2020年下半期のベトナム人留学生の就活支援勉強会が終了。zoomで100%やったのは初。週1回の講義、教え下手の自分は反省ばかり。
最後の2週(2回)は「生徒による10年後の夢」のプレゼン。「こうなりたい、そのためにX年ごとにこんなステップを踏んでこうする」をパワーポイント5枚前後、3分間スピーチで発表、皆からの質疑応答、講師コメントという流れ。ある発表者の「コンサルタントになりたい」という発表後に、こうアドバイスをした。
コンサルタントになるためには知識も必要だが、もっと必要なことがある。それは、考えて、考えて、考えて、考えること。また考えて、考えて、考えて、とにかく考え続けること。
これはコンサルタントという仕事に限らず、どんな仕事でも、人生の最後までずっと続けてやるべきことだ、と指摘したのはMP研(主宰)の田中さん。そのとおり。発表後の雑談(zoomのBreakout session)で、2つ質問された。
Q:郷センセの夢はなんですか?
A:それは長く読まれる物語をひとつ書くことです。
Q:私にアドバイスをください。
A:なるべく回り道をしないでまっすぐ自分の好きなことをやろう。僕は回り道をいっぱいしたので。
と言いつつ、回り道は無駄ではないとも思う。まっすぐな道を見るには回り道をすることも必要でもある。回るからまっすぐがわかる。その道へ行こうという勇気をもつまでに必ず通る道でもある。
好きなことを仕事にできることが真の成功だろう。好きなことは20歳にもなれば既にあるものだ。
生徒にゲーム会社のUIデザイナー志望がいる。キャラクターを動かすデザインや機能である。人生とは自分というキャラクターに支配されるゲーム。自分は容易には変えられない。ゆえに天分に従うべき。だから自分というキャラクターを掘って掘りまくる。出てくるものを直視できれば、自分の使命がわかる。
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