最近ちょっとセブンイレブンに足が向かない。どこか心の底でひっかかるものがあるのだ…
年金の支払いもできるし、メルカリ受注の発送もできるし、イートインもあるので、コンビニはありがたい。ファミマやローソンより断然セブンを選んできた。なにしろシステムもサービスも抜きん出ている。ところが昨今の期限切れ食品への煮え切らない対応ぶり、多大な販売ノルマ、悲鳴をあげるコンビニオーナーへの冷たい態度をみるにつけ、ちょっとセブンから引いている。ぼくだけではなく、業績は下降気味だそうだ。
先日は『「日曜休業なら契約解除」東大阪の時短店に書面回答』というニュースを見て、なんじゃ…と思った。なんでもこのオーナー、妻を亡くして失意のなか人手は集まらず、文字通り命をかけて「契約書通り」働いて、どうにもならなくなって休めんかと申し出たそうだ。日曜くらい休んでもよかろうよ。そうやって大企業からして働きすぎだから、地球は温暖化、いや熱帯化が進んでいる。食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんはいいことをYahoo!の記事のオーサーコメントに書いていた。
先月取材したスウェーデンやデンマークにはセブンイレブンの店舗があり、デンマークでは余ったサンドウィッチを必要な人に寄付し、スウェーデンでは石油資源を使わず風力で作ったチーズのサンドウィッチや、農家に健康被害を与えない方法で作ったバナナを売っていました。でも現地では「セブンイレブンは遅れてる企業という認識」でした。SDGsやってるふりの日本に比べたら格段に環境配慮や社会貢献しているにもかかわらず。
今夏も悲劇的に暑かった。東京だけでなく、欧州でも、北米でも暑かった。北極では氷が半端なく溶けている。トランプ大統領が冴えないジョークで購入を検討しているというグリーンランドでも氷は半端なく溶けている。ブラジルではアマゾンの森が燃えている。地球に火をつけてCO2を増やしている。地球をこれ以上溶かさないでほしい。
必要なことは、休むことじゃないか。一生懸命に働くしか能がない日本人、せめて日曜日は休むことじゃないか。
だが日本人は日曜も猛烈に働いている。サービス業は休みにならない。みんな汗水垂らして遊んでいる。それでいいのか?と思えば、安倍晋三首相はさすがである。この8月中旬、首相のスケジュール帳をみるとこうあった。
ゴルフ、ゴルフ、ゴルフ、休暇、ゴルフ、ゴルフ、ゴルフ、休暇…
一国のリーダーたるもの、冷やせニッポン、涼しい緑を歩けと、仕事を忘れて自然とたわむれる。ありたい政治家像を体現してくださる。神社に玉串をおさめるよりよほど健康によろしい。
ところが隣国とはあいかわらず熱い仲たがいである。ホワイト国がどうだ、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄するとかしないとか、どっちも暑苦しくて仕方がない。もっとクールにならんかね。しかも日曜なのに今日は、韓国軍が竹島で防衛訓練を始めたという。この暑いさなか、無駄なことをすんな。
ひとつ提案がある。竹島にゴルフ場を作ったらどうかね。
大小の島ふたつあわせて0.21㎢しかないそうだが、ショートホールかミドルホールなら3つはできるだろう。それぞれトランプホール、ムーンホール、シンゾーホールとでも名付けて、年に1ー2度、三者が集まってゴルフを遊んだらどうだね。
芝の管理は韓国軍と自衛隊の持ち回りでやる。発電は太陽光、飲料水は海水淡水化装置。食べ物は側近の釣り師が、海から調達する。新鮮でええぞ。
ちっぽけな島の名前でもめるな。竹島でもなく独島でもなく「ゴルフ島」とでもつけたらどうだ。領有権はどうするか。自然を守るという意味で、日本側、韓国側へ平等に島から一定距離の境界線を引けばどうだろうか。つまり「領有権というルールをなくす」のである。そのエリアはどの国の誰もが禁漁である。両国が大好きな哨戒という見回りを共同ですればいい。イワシもサンマも豊漁になるように祈ろうじゃないか。
日曜にすっぽり休めばクールになれる。ちがう生き方もできる。
ぼくは、いずれ日曜日には「高齢者の人生聞き書きボランティア」というのをやろうと思う。広島や長崎では、原爆の記録を残そうと、生き残ったひとから聞いて記録することをしている方々がいるという。そこからの発想。
日曜日は地球を休ませて、ぼくらを冷やす日にしよう。
在りし日のハス池にて…
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