将棋はおもしろい。

藤井聡太四段と佐藤天彦名人の対戦、朝日杯将棋オープン戦をネット中継で観ていた。

僕は下手の横好き以下も以下、ただの下手クソなのだが興味はある。午前中にひとつ勝った藤井四段は、さすが食べ盛りらしくお昼に天丼ととろろ蕎麦を食べてから2時に対局開始である。相手はピシッとスーツを典雅に着こなす佐藤“貴族”天彦名人。なぜ彼が貴族と呼ばれるかもWikipediaで読んで楽しんだ。

勝敗のポイントになるところは、この91手目の4三歩のような気がした。もちろん解説はできない身の上なのでテキトーだが、ここからどどどど…と勝負が傾いっていった。歩とはこういう張り方をするものかと感銘した。

藤井四段の師匠杉本昌隆氏の解説はどこか優しい。だが藤井四段優勢を中盤に入る前から見抜いていた。これもWikipediaだが、「藤井聡太をプロ棋士にできなかったら責任を取って棋士を引退する覚悟を持っていた」そうだ。棋士たちの姿も実に興味深い。

解説を聞いていて、なあるほど!もあった。

まず、僕は将棋の駒をどう動かすかに囚われていたと思った。駒の動きとは盤上の方向だけではなく、おのずと地位役割がある。重要な役割順に大切であるという。ハハンと思った。攻めでも守りでも駒の格が基本なのである。

また守勢と攻勢にはおのずと形がある。とくにプロ棋士では「攻める」ことだけが大切である。攻めないと攻め込まれる。それだ、と思った。

たとえばそれはサッカーと似ている。守りに入ると攻め込まれる、だから攻めなければならない。サッカーなら相手DFを引き出してその裏を突くわけだが、将棋でもそこに打たせるように誘い出して自分の攻めの形をつくる。

藤井四段の攻めには一手も無駄がなかった。しかも積むまでやたらと相手の駒を取らない。佐藤名人にしてみれば取られていないのにいつの間にか守勢になり、分が悪くなっていた。頭脳勝負の醍醐味、2月の羽生竜王との決戦が楽しみだ。

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