のほほんと働く

誕生日を迎えた娘より返信来たる。まだ生きておった…

10月20日は仕事にいそしむ娘の誕生日であった。いまは何もしてやれないがせめてメールくらいはと送ると深夜に返信があった。日経でよく見る用語である“フィンテック”という分野のシステム開発が仕事で、これまで大阪のプロジェクトに忙殺されていたようだが、今度は沖縄の金融機関のプロジェクトにゆくかもという。ずっと沖縄にいるのではないだろうから…

しかし会社は(某放送系の特殊団体もそうだが)過酷である。ときに社員の心身の健康まで奪う。私もずいぶん奪われた。生命まで奪われた人々を何人も見た。売上や利益や知名度のためなのか。お客様のためなのか。それが望ましいことなのだろうか。

その答えは私のようなのほほんとした者には出せない。代わりに私ののほほん仕事例をお知らせしよう。御朱印帳キットのオンライン販売である。在庫切れ品が入荷したら教えてくださいというメッセージをもらっていた方に、先夜11時過ぎにメールでお伝えした。

「夜分遅くすみませんが、入荷しましたのでお知らせします…」

オンラインショップでお客様に「夜分遅くスミマセン」という書き出しはないだろうと、送ったあと笑ってしまった。昨日は電話での注文もあった。「前にキットを買ったHですけど…」電話は受けてないが、紆余曲折で電話番号を知らせてしまったお客様である。幸い過去の販売記録はあるので、値引き幅もわかった。20冊も買ってくれたのでどーんと値引きした。これでさらに薄利である。もうひとつ昨日の新潟のお寺さんからの注文では、送り状に「七福神巡り、三十三観音巡りなど特注の御朱印帳制作、お受けします」とPR文を手書きでこってり書いた。注文がくればいいな(ただし特注仕上品は職人との直取引なので、私には1円も利益がない。ボランティア営業である)。

のほほんとしているから、売上は小さい。ある方々に多い月の売上高をこっそり教えたら「えー、それしか売れないの!」と叫ばれてしょぼんとした。だがいちおう誠実にやっている。某鉄鋼会社や某自動車会社のように嘘をついてない。彼らは嘘ついて高額の給料もらって幸せなのだろうか。そんな人生でいいのだろうか。正直にやれることを始めたらいいと私は思う。マア貧乏だが…

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