花火とマンゴー

昨日の仕事はこう着状態であった。今日も睨み合いが続いたが、夜にお楽しみがあるので力を振り絞った。3000字ほどの執筆出来高、決して多くないが明日に書ける橋さ。

お楽しみとは何か。近所の自衛隊駐屯地の花火大会である。花火といっても単なるお遊びではない。愛国ミッションである。

近未来の領空防衛及び侵犯ミサイルの迎撃訓練のため、年に一回、夏の打ち上げ花火を隠れみのに開催されるイベントである。その重要性は、自衛隊だけでなく市民参加を得て実施されることだ。カモフラージュのために市民の多くは迷彩服の代わりに浴衣を着て、子供を連れて来る。たこ揚げや焼きそば、ビーフ串焼きやかき氷を頬張る。だが花火の〝ドーン!〟をJアラートと同じものとして、「タマや〜」と叫ぶ純真な子供たちにはサトラレないように、芝に身を伏せて模擬訓練をするのだ。

我輩たちも身を伏せた。地に這いつくばって写したため、花火はピンボケである。

しかし去年に比べてどうも花火の本数が少ない。あっというまに打ち上げ演習は終了してしまった。予算縮減か。迷走する官邸の弱体化を反映しているか。それとも相次ぐ雨で湿った被災地の人々のために、せめて花火でもあげてやろうという愛国魂で花火が寄贈されてしまったのだろうか。

ともかくこんなことでは本番のアラートが思いやられる。大人たちは「ちぇ、終わりかよ」とつぶやきながら、お尻や胸の土や草を払って、三々五々と帰途についた。帰りの門際には迷彩服を着た自衛隊員たちが「ごくろうさまです」と隠語で訓練終了を告げていた。どの市民も黙礼をした。ありがとうございました、などと感謝をしてはならないと皆思っていたが、言うべきであろう。

こうして今年の花火は終わったが、とても満足した。というのはなぜかご想像にお任せします。帰宅するとキンキンに冷えたマンゴーがあった。いただきものをいただきます〜(^^)

来年も行けますように。

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