昨日まではなんてことはなかった。ところが熱帯夜の苦しさと、ピノ子(猫)に真夜中に何度も起こされた寝不足がたたった。朝起きられず二度寝して、8時に心療内科の先生の電話で起こされた。先生いわく。
「ゴーさんの心の闇も一緒に書いたらどうでしょう」
捨て猫を拾うと寂しさ、そして黒い猫という不吉さ、それは暗い青春時代を暗示している。晴れ晴れとしない自由のない暗さ。母との関係構築につまずき、その代償としての夫婦関係に失敗し、精神的に苦しい未解決の状態を背負って…
とまあこんなことをマジにおっしゃって、本に加えたらどうだろうと電話してきたのである。ぼくのことはいつか書くけれども、今回はちょっとどーかねえ…(^^;;
電話のあと、原稿の準備作業のテープ起こしに入ったのだが、入れない。ちょっと雨が降った。アア冷えるなと思えばすぐに日が差してきた。1行書くとリタイア、2行書いたら寝込む。午前中また寝込んだ。あっついせいだ。猫もぐたーって…何も食べやしない。
午後もやろうとしてはぼぉーとする。カツを入れようと少し陽が傾いた頃に図書館と買い物に出た。気分はやや晴れたが、帰宅してやっぱり体に力が入らない。頭痛もある。どうやら熱中症ぽいと思ってカチ割りをつくって頭や首を冷やして、どうーにかこーにか動きだせた。
日が沈んでもピノ子はぐたーっとしてた。この撮影直後、寝返りを打ってずるりとこちら側に落ちた(笑)ベッドの端に落下し、バウンドしてよろめいて着地。猫も落ちる盛夏かな…(^^;;
だがいいかピノ子、黒い猫という不吉さも、人間関係に失敗した飼い主のアホさも、暑い夏が終わるようにいつか終わる。お前は幸せの猫である。だからぼくはきっと幸せな人間関係を築ける。太陽エネルギーを内に貯めて、食欲の秋までたどり着ければ、暗雲が晴れ、涼風は吹き、落葉が我々を包んでくれるさ。それまで生き延びよう…
ねぎ畑 ひまわりさえも ぐったりと
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