あるミスをしたが、ミスをするといろんなことがわかる。その原因を突き詰めれば突き詰めるほど、自分というものがこの世間で不可思議なる存在だと思えてしまう。
しかしいつまでも凹んでも仕方ないので、代わりに善行をすることにした。まず、ぼくが運営している御朱印帳のオンラインショップで、ある問い合わせがあった。それが宙ぶらりんになっていたのが気になっていた。まったくこちらの落ち度ではないのだけど、無料で代替品を送った。使ってください。
ひとつ善いことをしたぞと思って、自転車でスーパーに行った。自転車置き場で自転車をよっこいしょと止めたら、近くでおばあちゃんが自転車を倒してしまった。起こしてあげたら、おばあちゃんはタイヤに空気を入れようとしていたのだが、うまくできなかったのだ。
「やってあげる」
とスーパー備え付けの手動ポンプで両輪に入れてあげた。先端の金具が壊れていて、それも力ずくでなおしてあげた。
2つあることは3つある。そういえば今朝すでに善行をしていた。尻尾がぼわんとした猫が隣の家の駐車場にいた。呼んだら「ちゅちゅ」と言った。ゴミを出してアパートの階段を上がろうとすると、その猫が階段の向こう側にいる。ついてきたようだ。
「どっからきたの?飼い猫だねー」と二、三、対話した。迷い猫だとかわいそうなので、ピノ子のご飯をすこし分けて置いておいた。まだ食べには来てなかった。
やっちまったミスは申し訳ありませんでした。3の善行で相殺できるとは限らないが、そこのところ、神様よろしくお願いいたします。まだまだ仕事です。
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