アンチでもなくファンでもないし、少年野球は補欠だったけれど、読売ジャイアンツのスランプについてひとこと言いたい(^^)
13連敗した後にGM職を更迭した。本来なら監督の更迭である。補強が悪いか使い方が悪いか、野次馬なのでわからないけれど、もうシーズン中なのだから、テコ入れするなら現場職しかない。
それはともかく誰が監督でも、連敗脱出でこうあればと思う策が3つある。
第一に「オレが悪い」である。日本ハムの栗山監督の負けた時の口ぐせである。「斎藤が打たれたのはオレのせいだ」「中田がサッパリ打てないのはオレが悪い」ホントにそう思っているか別として、それがリーダーである。選手は「こりゃまずい」と思って奮起するだろうし。
第二に「浮上のきっかけ」を授ける。負けが込んでくる時は誰かが悪い。打てない、打たれる、守れない。ではどうするか?例えばそれは「中心選手の4番からの降格」であり「二軍落ち」であり、あるいはロッカールームで「お前ならできる」というささやきである。選手の性格を個々に見抜いて、オーダーメイドの浮上のきっかけを与えられることだ。きめ細かさが監督にはほしい。
第三に「ゲームキャプテンを変える」である。野球にせよサッカーにせよラグビーにせよ、グラウンドでは選手がプレイする。監督じゃない。だからこそグラウンド上の監督をつくりたい。どんな人がいいか?
絶対にあきらめない人だ。
あるラガーマンの話だが、相手に押されっぱなしのサイドの選手を監督が交代しようとした。するとキャプテンが制止した。「監督、黙っていてください!」交代されかけた選手に「やれるだろう?」と鼓舞した。あきらめないやつがグラウンドにいれば、そこからきっと反転できる。そして手柄はキャプテンへ。
みんな高給取りなのだから自分のことは自分でと言いたいが、誰もが孤独だ。だからチームはありがたい。連敗中でお先まっくらのぼくからすれば、連敗しても酒のサカナにしてもらえる彼らはうらやましい。
なんとか浮上のきっかけがほしい…
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