がんばろー!

崩壊した体調は回復曲線に入った。メッセージで励ましてくれた杉浦編集長と、にゃぉーん(起きろ)と鳴くピノ子のおかげである。ご朱印帳キット、今日は2件注文があった。速攻で配送した。医師原稿も続きをよろよろ書き出した。しかしがっかりするニュースもあった。凹んだ気持ちを抱えながらスーツを着て、就活支援講座に赴いた。

ベトナム人留学生の就活支援講座、前期10回講義のうち8回目の今夜は、プレゼンがテーマ。ジョブズのスピーチ解説や、プレゼンの構造、見た目や仕草、去年のベトナム人生徒の熱意溢れる物語を話した。弱ってるぼくは、話しながら自分を元気づけていた。

演習は「心からやりたいこと」の1分間スピーチである。16人の発表から4人紹介したい。

まず「大卒で起業して失敗した男子」の話し。資金の一部を出してくれたお母さんは最初は反対した。失敗した後、「どうしてお金を出してくれたの?」と聞くと「お前がやりたいと言っていたから出した」。こんな僕を信じてくれたのかと彼は感激して、本気で経営を勉強しようと思った。日本に留学を決めた。

次に「お父さんとお母さんのために家を建ててあげたい女子」の話し。家は木造で穴だらけである。冬はそこから風が吹き込んで寒い。両親をゆっくり寝かしてあげたい。就職したら貯金をして(お金を貯めるのは得意なの)2ー3年で建ててあげたい。泣けてきた。

ある女子は「英語を勉強します」と言った。なぜなら「日本人は留学生に完璧な日本語を求めすぎる」「そのくせ英語を話す人には尊敬の眼差しである」。実に痛いところを突かれた。日本社会に成り代わって謝罪した。

最後に「早く内定をもらって帰国したい」とう女子。ここ2年半帰っていないのでホームシックなの。スピーチはシンプルだけれど、気持ちが伝わってきた。

ベトナム人の若者は濁りなき心を持つ。それが素晴らしい。ずっと輝かせてほしい。ぼくも心からやりたいことがある。諦めるものか。完全に諦める前に目一杯やろう。「がんばろー!」をベトナム人留学生からもらった。

密輸?のベトナム産ライチはジューシーで美味しかった…^^

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