うち子も猫の學校にいれようか。

「この椅子は猫ちゃんにあげたも同然だと考えてください」と書いてある。だからぼくはディスプレイの斜め右から立膝を突いて書いている…^^;

南里秀子さんの『猫の學校』を読んだ。1992年から〝5万匹の猫のシッターサービスをしてきた猫のプロの猫知識が満載である。

著者も猫ちゃんを三匹飼っている、いや「一緒に暮らしている」。猫のことに興味をもって、猫を育てる學校で講座を開いてきた。本書はその活動の集大成だろう。口絵写真の二畳のスペースの〝くまホーム〟がいいなあ。うちのベランダにもつくりたい。

猫のための住まい10か条が役に立つ。

1、日当たりの良い場所がある。
2、室温は夏28度、冬22度を目安。
3、清潔な猫トイレ
4、準備と片付けがスムーズな食事スペース
5、落ち着いて眠れる寝床
6、だれにも邪魔されないプライベートスペース
7、短距離ダッシュできる運動スペース
8、思いきり発散できる爪研ぎ場
9、すべてを見渡せる高い場所
10、パトロール願望を満たす見晴台

だいたいうちはカバーできてる。案外良い育て方なのだ(=^^=)生態や習性、健康や動物病院のこと、飼い主としての姿勢など、インドアキャットを育てるコツが網羅されているが、それだけではない。どうやら深いものがある。たとえばこの1行。

家は猫のテリトリーです。

飼い主の領土ではもはやない。飼い主という呼び方も上から目線だとたしなめる。

猫との絆を強くすることは、相手を縛り付けることになりかねないのです。猫との絆は強くするのではなく深める方がいい。

猫を溺愛するあまり依存しあってしまう。猫はそれを嫌がる。恋愛関係も、子供との関係も同じじゃないですか。猫を看取ると人も看取れるようになる、家での死は日本の家では自然なことであったと書く。こういう指摘を猫の本でする南野さんに興味が湧いた。しかも本書では「病気」は「病氣」と書く。〆は閉じるだが、米は四方八方に広がるから。「幸」は「倖」と書く。人と一緒という意味があるからだ。言葉も大事にされている。

出先では無用な心配をしないこと。猫に任せること。心配より信頼が大事です。

要するに猫の學校とは、猫を通じて人間が生き方、死に方を学ぶ學校のことなのだ。では安心して出かけることにします。

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