よく言われることだが半信半疑だった。うちの子はあまのじゃくだし、そんなに喜ばないかもしれないと。ところがどっこい猫どっこい…すんごい効果だにゃ。ニャニがって…
ま、た、た、び。
殺気立ってお皿に飛びついてきた(笑)ちょうどノンベエが塩を舐めるようなひとやまと、いつものカリカリに振りかけた。するとどうだどうだ!あーらあーら!にゃおんにゃおぉぉぉ!お皿に顔を擦り付ける擦り付ける(笑)
まさに覚せい剤か興奮剤ですね(笑)処方しすぎたかもしれない。しかしいいのだ。今日はいいことがあったので乾杯である。ピノ子はまたたび、ぼくは恵比寿麦酒。またたびは安くない。麦酒の倍の値段でした。
心療内科本のプロジェクト、第一次関門を突破した。心療内科医のお墨付きが遂にえられた。日曜日に最終稿を書き終えてレターパックで送って、今日着いたはずだが、もうしっかり読んでくれた。夜、電話をくれた。
「これなら良い出版社で出してくれます。かなり売れるんじゃないですか」
ありがとうございました!先生と1年半以上戦ってきましたもんね。何度も現場に通い、何度も書き直してきました。こんなヘボライターですみませんでした。先生の診療の凄さ、最後の最後までわからなかった。それがわかったとき、全ての文がつながった。遂に終わった。それを先生は見抜いてくださった。うれしくて自転車を漕いでドラッグストアへ行って、またたびと麦酒を買ってきた。猫と乾杯したわけだ。
まだ世間に問うてないが自信がある。なぜなら逆から考えられたからだ。読者視点から書けた。読者がもらえるものがあるか問い詰めながら書けた。もらってくださるものはあると思う。ぼくは一生に数冊本を書きたいと思っているが、そのうち一冊が書けた。
終わりの始まり。明日も修行は続く。
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