共感の男、村田諒太

5月20日のミドル級タイトルマッチはいろんな意味で残念な結果だったが、村田選手は負けてもゲットしたでっかいものがある。それは共感である。

ネットでは「ひでえ判定だ」「もう一回やらせろ」「クソ団体で戦うな」という声が溢れ、WBAもボクシングジムも吠えた。声に押されるように再戦になりそうだ。村田選手がすごいのは、そんな中でも相手のファイトを讃え、愚痴をこぼさなかった潔さである。

なぜ彼が共感を集められたか。そのワケはこの試合の前のロングインタビューにある。次のQ&Aが心に残った。

――ボクシングの魅力を世間に届けられるという自負心はありますか?

「なぜ人気が出るのか。僕は共感力だと思うんです。最近、本当に共感力というのが人間の中で強いなと思っていて、マツコ(デラックス)さん、有吉(弘行)さんの人気があるのは、みんなが本当は言いたいけど言えないことを言うでしょ。

このひとことで目を開かれた。ぼくはマツコもアリヨシもどちらかといえば好きなタイプじゃなかった。タケシはおもしろいがホリエモンはどーも…と思っていた。それはじつは、彼らはぼくが持っていないものを持っている、つまり嫉妬だった。だが心の底でそれは重要なものだと気づいていた。

それはなんだろうか。共感力である。

彼らは意識的にか無意識的にか、世間の目が集まる話題に切り込んで、直言の切り返しができる。だから何を言うのかとみんなが口に注目する。それを真似ようとするタレントは多いが、彼らに匹敵する人は少ない。村田選手も背負っているものがでっかいから、共感力が身についたのだろう。

ぼくは個人的な「5箇条のご誓文」を作っている。文章をどう書くか、戒めのようなものである。村田選手の言葉からその第2番を作り変えた。

2、共通の悩みを書き、個性的な解決策を書け。

これひとつ、むつかしいのだが、身につけて読まれる文を書けるようになりたい。

クラフトの女王様…^^

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