ニャオンツ

今日は夏日で猫は暑がってはいたが、困ってはいなかった。涼しいところを探せばいいから。

アジィー… さて今週の就活支援講座の講義テーマは「アイデアの作り方」である。今回のテーマ素材はバルミューダのThe Toasterにした。

24,700円もするトースターは、中はもちもち、外はカリっと美味しくパンが焼けるヒット商品である。小金井公園での会社行事のバーベキュー大会で、土砂降りの中で焼いたパンが旨かった。そのパンの旨さをどう実現するか?吉祥寺の著名パン屋での観察調査と、雨と結びつけた蒸気のアイデアが生まれた。

バルミューダ社長の寺尾さんには一度取材したが(グリーンファンの頃だ)、トースターもすごいと思った。単なる焼き方や温め方の機能改善じゃない。それをなんて表現すればいいか…

すると、ドドドーーッと音がした。涼しいところを求めて棚の上で寝ていた猫が、てっぺんから落ちてきた(笑)途中の台でクッションになったのが幸い…猫も棚から落ちる(笑)。

そこであっ!と気づいた。「猫は困っていない。困っているのは飼い主だ」

よくお客さんは「困っていることを知らない」という。だから顧客に聞いても無理だと。トースターで言えば「家で焼くトーストってこんなもの」と誰もがあきらめていた。3000円のトースターで十分だと。

ところがThe Toasterはその価値観を崩そうとした。どのように?それは今の商品やサービスをすっかり忘れることから。ニーズ(必要)とかウォンツ(欲求)を忘れて、できなくてあきらめている無意識、ほんとはどうしたいの?を知ることだ。

それをニーズでもない、ウォンツでもない。ニャオンツと言おう。人も猫も見えてないこと、そこにヒットのヒントがある。つまり「新しいお客さん」を作ることである。

たとえば、ほんとは猫のために外の涼しい風と日陰がほしい。猫が夏に快適な家を作れれば、ヒトも涼しく過ごせるのかも。日本の家はウサギ小屋でなくて猫小屋ですにゃ(笑)。

スズシィー。

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