眞子さまと婚約した〝海の王子〟は爽やかで、頭脳明晰で、やさしそうで、しっかりしていて、王子という冠語が否定できない若者である。仕事は国際弁護士をめざしてパラリーガル(法律事務所職員)だという。しかし現実には王政復古しない限り、彼は王子になれない。そもそも皇位は離脱か。
とはいえ王子だ。ハンカチ王子とか漬物王子とかタクシー王子とはちがう。モノホン(死語デス)の王子である。
ぼくも王子になりたい。王子の条件とはなんだろうか?
まず「眉毛を整える」か。もはや塩爺化しつつあるのでムダだ。次に「服をきちんとする」。かんたんにいえばお洒落になるということだ。こんなことやっていてはだめだ(膝が綻んだジーンズに、猫のワッペン付けた)。
最近、ある医師の蝶ネクタイに感銘を受けた。裕福になったら挑戦したい。そうだ、「裕福である」は王子の条件だ。アクセクの収入ではなくザクザクの資産。イヤハヤまったくゼロだ…(^^;
ではせめてスマイルゼロ円、「絶やさぬ笑顔」のはどうか。我が顔にそれを常時導入すると道ゆく人々が声をひそめるだろう。「ついに、あの人」「かわいそうねえ」と。〝ニコニコ王子様のお通り〜〟が落ちだ。彼はパラリーガル、ぼくはパラノイア。
「物腰を優雅にする」うむ、これは王子の条件だ。いくら作法の修行を積んでもボロが出る。ボロといえばポロ、「乗馬ができる」ヒヒーン〜できっこない。「音楽ができる」ギターの練習は三日坊主だった。要するに王子とは銀のスプーン、運命である。なれっこないのだ。
いやそんなことはない。ジブンのことばかり考えるな。王子とは誰が決めるのか?皇位もなく家来もなく領地もないぼくらが、王子になれるとしたら、それは王女が認めるからなれるのだ。
王女とは誰か?決まっている。真に愛する女だ。
誰でも王女を幸せにできれば、王子になれるのだ。どんなに貧しくてもどんなにちっぽけでも、王家を幸せで満たせれば、それが真の王子様なのである。
王女のポーズ(てわけないか笑)
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