選挙の争点

前の日曜のことだけど、「千葉県より東京都はずっといいナ」と思った。知事選挙のことである。

冷雨の中、千葉知事選挙の投票に行った。人出はチラホラ、結果的にも31%という低投票率であった。知事の仕事は見えにくく評価しにくい。とりわけ千葉は争点らしい争点がない。東京都は豊洲と五輪という争点もあるし、新政策もある。良くも悪くも羨ましい。

たとえばあの豊洲市場問題。アレを小池知事がどう決断をするかはまさに争点である。現実には一筋縄ではないだろうが、知事には施設の開業/廃止の決定権がある。

たとえばこういう意見をもって、知事の仕事を評価したい。

ぼくなら豊洲は廃棄する。悪いとわかっている土地を食品の市場に使うのはナンセンスである。高い授業料だが都民と企業が支払うしかない。怒りの真のホコサキは石原慎太郎だけではなく、権限も責任もグレーな「意思決定プロセス」にある。過去の知事だけでなく、関与した組織の全員、上から下まで、解雇/降格/配置転換/減給は当たり前である。組織はすべて作り直す。意思決定機構もがらりと変える。痛みがあるから組織は変わる。そこを明らかにしておくためにも豊洲は廃棄する。代わりに太田市場や足立市場など、市場機能を都内に分散させればいい。時間を稼いで築地を再整備すればいい。何しろ直取引がもっと増える時代に巨大市場は不要である。

豊洲を使うと決めてもいいけれど、どう使うか、決定した組織にどう鉄槌を下すか、そこが選挙の争点になる。小池知事は選挙民に「関心を持たせ、意見を持たせた」という点だけでも功績は既にでっかいのである。カタヤ千葉の森田健作知事がどういう関心を県民に持たせたのか?意見を考えさせるため何か提示したのか?ギモンである。

役人もメガホンも声を枯らして「投票に行きましょう!」と言う前に、争点を知事に作らせよ。施策を知事と共に作りなはれ。争点づくりこそが政治家と役人の仕事である。

今日歩いた霞が関の桜は、国会迷走のためか…開花してませんでした…^^:

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