終わってみれば御朱印帳と花粉の月末だった。
昨夜から危険を感じて早めに就寝したが、朝から鼻水がでて目も痒かった。なんとかこらえて創作修行をして、ヘぼな翻訳仕事のフォローされているうちに、花粉がたまったのかくしゃみが連発。すると一本の電話が入った。
「御朱印帳キットの件ですが…」
先日買ってくれたお客さんからである。どうやら製本のワークショップをしていて、神社サイズを20〜30部購入をしたいという。最近大口のお客さんが多い、在庫を見ると91g/㎡黎明奉書紙•蛇腹加工済みは18冊ある。とりあえず全数購入となった。お値段は勉強した。
在庫補充の連絡を職人坂井に入れた。ちょうど〝DIYタイプ〟(蛇腹加工を自分でつくる)の断裁加工をお願いしている。3月中旬から発売予定である。その上、蛇腹加工も発注と景気がいい(^^)
さらに昨年暮れに取材を受けた雑誌の校正原稿が届いた。3ページに渡って職人坂井の技が光る(^^)。その本(ムック)が3月24日発売なので、在庫は多めに持っておいた方がよさそう。
まあ人が養える売上ではとてもないが、今くらいの数でも売れる日が来るとは思わなかった。職人坂井と「ワークショップ、予約来ないね…」「オンラインも売れない…」とこぼしていた。それがワークショップは4月、5月に各1件、大口の完成品受注も来るし、キットもぽこぽこ売れている。まあ、ブームと言われる今だけだろうけれど。
さらに夜になって福島に住む人からメールが届いた。障害を持つ子、引きこもりの子をもつお母さんのために、手づくりで励ます活動をしている。御朱印帳づくりをそれに使えないかという。かつてぐるっとブレスレットでやっていたな。利益ゼロはムリだが安く提供したいと思う。
商売にはある閾値(いきち)があるものだ。ティッピング•ポイントともいう。そこまでがんばってやれば売れだす。そのポイントまで続けられるかどうか。商売だけでなく創作も、勉強も同じだ。
いや花粉も同じだ…(^^; 外出して振込したり、ピノ子の餌を買ってたら、くしゃみが止まらなくなった。帰宅して2月は倒れて終わる。ああ、あの原稿もなんとか〝出版の閾値〟を超えたい。
来月もがんばろう。
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