敷き詰めたEVAマットの感想を書いておこう。結果は「○」である。
60cmサイズのEVA樹脂ジョイントマットを32枚×2セット買った。厚さは2cm、普通は10〜12mmなので倍ほど。価格は1万6000円ほど。隅々まで敷き詰めるのが難儀した。
見た目は悪くない。ピノ子の足音はずっと静かになった。爪がかかるので後ろ足キック、前足でターン、四足ギャロップ…駆けずり回ってる。とってもうれしいみたい。前よりすごく走る。階下のおばばから「前よりうるさい」と言われたらどうしよう…^^;
拭き掃除と粘着テープコロコロで掃除する。楽といえば楽。水に強いからゲロしてもかまわない。さっきもした…(^^; 難点は柔らかさである。
敷き詰めて2週間、もう爪痕でボロボロのところもある。ジョイント部の形状からひっくり返せないし、そもそもウラはツルンとしている。さらに家具の〝沈み込み〟も深い。2cmの厚みが効いているのだろう。キャスター付きキャビネットは動かせない。板をかませればいいのだろうが、樹脂板の付属品がほしいところだ。
ふと、子供の頃、猫を飼ったことを思い出した。猫は畳と柱で爪を研いでいた。玄関に新聞紙を千切ったトイレを置いた。食べ物は魚屋で〝カマ〟をもらってきた。時にはアジを一匹あげた。わぉんわぉん言って食べた。部屋の窓を10cm開けて自由に出入りをしていた。外出からもどると雑草の実みたいのを体に付けてきた。夜、唸り声を上げてケンカしていることもあった。
今の猫は過保護である。いや人だって過保護なのだ。エアコンだって車だってある。コンビニでいつでも何でも買える。社会も過保護になった。働けなくても失業手当も生活保護も手厚い。国を出て冒険する人も少なくなった。
だがぼくは綱渡りの人生冒険をしている。ピノ子も冒険してぼくのところに来た。一緒に幸せ探しをしよう。衝撃を吸収してくれるマットからジャンプして。
コメントを残す