ある白内障患者からのメール

ある白内障手術患者の術後ホヤホヤの声である。

無事 時間どうり終わりました。手術室から出てきたらすべてが大きく見えるのでびっくりしています。これからの残り少ない人生がかわりそうです。

無許可転載しました(笑)良かったですね!七十代のSさん。片目4分、両眼8分の白内障手術後、すぐにメールをくれた。手元に焦点を合わせたからだろう。ぼくは遠くに合わせたので手元がおぼつかず、薬袋の文字も焦点が合わないのが不思議だった…

Sさんは元々十代後半からド近視で乱視もあった。しかも老眼も出てきた。今年免許の書き換えで、黄みがかった目ではおぼつかないと感じていた。そこで「ごーさんのやったあの手術の先生、紹介してくれない?」と言われたので、問い合わせ連絡をしてあげた。三井記念病院へ行くべきか、秋葉原アイクリニックに行くべきか…

「秋葉原にいらして下さるようにお伝えください。責任をもって手術します」

と赤星隆幸先生から返信があった。それが1ヶ月半ちょい前のことだ。赤星先生の手術4-5ヶ月待ちだが、奇跡的にキャンセルが出て、すぽっとハメてもらったそうだ。Sさん、お疲れ様でした。短い人生といわず、良い目をもらったのだから、長くエンジョイされてください。

振り返ればぼくは五十代の中年性白内障。強度の近視+乱視、視界には砂塵がかかっていた。赤星マジック後、星が見えた。しみじみ思ったのは映画である。映画鑑賞は弱視にはつらいものだ。術後初めて観た映画が先日の『沈黙』である。眼鏡不要、字幕くっきりだった。一緒に行った人に、

「そういえば昔の映画館、タバコ吸う人がいて、映写機の光で煙で見えたね」

なんて話したな。高校時代に週に3回、大塚や池袋、髙田馬場の名画座で、二本立てで6本観たこともしばしばあった。最前列で顎を上げて字幕を読んでいた。映画館を出ると首がゾンビになっていた。医学の進歩は人生への姿勢を変えるものだ。

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