現実社会のMECE

今夜はMP研主催の〝ASEAN留学生就職前支援講座〟。これから就職する若者たちに、ビジネスに役立つことを事前準備してもらう。ぼくが講師を務めた今夜のテーマは『MECE/ミーシー』である。「もれなく、だぶりなく」物事や課題を整理する思考法である。

ミーシーは何か?何に効くか?どんな〝切り口〟があるか?マジメな説明したが、「猫、犬、ブタ、ヒツジ、ウシ、ニワトリ」のミーシーも教えた。

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一番上は「ペット/家畜」、まん中は「四つ足か2本足か」だが、一番下は何でしょう?正解は一番下に書いた(^^)。さて、演習では「内定会社のお客様をMECEしよう」。これから働く会社のお客様を分類をしてもらう。

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IT企業に務める学生は、お客さんを「IT、建設、医療、自治体、建設、消防、エネルギー」等に分けた。業種で単純に分けるのはMECEとは言いにくいがまあいいか。ひとつ切り口を教えた。「官公庁と民間」である。「自治体や消防と民間企業」である。自治体はドンブリ勘定で、後者は厳しい。ちょうど東京豊洲市場の過去9回の汚染水調査費用が65億円で、前回1回の費用が1000万円というニュースがあった。

別のITに務める学生も業種などでお客さんを分類していたが、ふと思ったのは、世界のIT会社は2つにキレイにMECEできることだ。たったの5社「Microsoft、apple、Facebook、Oracle、Amazon」とその他のIT会社だ。

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ITのプラットフォームを創った会社とその他大勢。「8名の金持ちの資産合計は、世界の36億人の資産合計と同じ」というニュースがあったが、8名中4名がそのプラットフォーム企業である。

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au携帯販売会社に就職する学生は、性別、年齢層別、リテラシー別、家族/個人別などすごくキレイにMECEしてくれた。さらに「外人と日本人」というMECEを指摘した。外人は携帯を買いにくい。なぜなら〝信用〟が無いからだ。それを聞いて「イスラム圏の米国入国お断り」という米国大統領令を思い出した。

経営の教科書と違って、現実社会のMECEは、官民の差も、貧富の差も、差別もあるキビしいものなのです…

 

※「ネコ=カワイイ、イヌ=普通、その他=かわいくない」というMECEの切り口を教えたら、学生に反対された(笑)その通り、皆が納得するのがMECEである。

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