『御朱印でめぐる関東の神社』(ダイヤモンド社)が届いた。関東一都六県の105の神社が魅力的に掲載された本で、『かみのみか』として小さな協力をさせてもらった。
さっそくP25の「作ってみよう!御朱印帳」のページを開いてみよう(^^)。
『かみのみか』の御朱印帳キットが紹介されている。表紙ペーパーは飯田まりさんデザインの〝みやこどり〟。ちなみにこの右隣のページは『日本橋榛原』の御朱印帳。実はここの御朱印帳とも関わっている。
本書の魅力はこの2ページだけじゃない!(笑)関東の著名神社はもとより、「へえっ!」「ははん」の神社もたくさん取り上げられている。言葉で願う一言主神社(茨城)、猫がかわゆい今戸神社(浅草)、恋が叶う東叶神社&西叶神社(神奈川)、日本で唯一の〝料理の神様〟を祀る高家神社(千葉)などがとりわけ気になる。神様の話し、御利益の話し、御朱印の話しなど、この1冊があれば関東の神社は制覇だ(^^)ぜひ求められよ。(1,300円とリーズナブル)
御朱印帳を売る身でこういうのもナニだが、たくさん巡ってスタンプラリーもいいけれど「お気に入りの神社をひとつふたつ探す」のもいい。清々しい気分になれるスポットを探そう。ぼくには二つある。東京神田須田町の『出世稲荷神社』(柳森神社の境外摂社)。ビルの谷間の小さな出世稲荷はありがたいスポット。2016年12月下旬の画像である。〝あれ〟を祈ってきた。
もう一カ所が鳥取市の樗谿神社(おうちだに)神社である。2012年夏、仕事の合間に訪れた。
後で知ったのだが徳川家肝いりの鳥取東照宮であった。どおりで境内もその周辺も広々だし、中門も本殿や拝殿も古風だが建築が堂々としていた。そういうお墨付きはともかく、お参りをして本堂から拝殿から門への石段を見下ろして、不思議な感覚を味わったのを覚えている。ふっと自分も含めて、この場をずっと上から見下ろせた気を得た。あれほどの「気」を感じた神社は他にない。
清々しい気持ちになれるところ、〝気〟を感じて自分という存在を浮かせてくれるところ、それが神社なのである。御朱印はその時の心を思い出す印である。
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