うちの猫はよく喋る。ごにょごにょにゃごにゃごふにゅふにゅ言う。
勝手に喋るのもあるし、ぼくが語りかけているのもあるし、ぼくの独り言を真似しているのかもしれない。とにかくフツーの猫よりかなり喋る。外出して帰ってくると「ゴロゴロゴロ…」、ごちそうの匂いで「わぉーっ」は当たり前だが、他にもホント良く喋るオウム猫である。時々オウムかどうか試してもいる。
ぼく:〝こんにちは〜〟って喋ってごらん。
ピノ子:……
ぼく:ホントは喋れるんでしょ。日本語、言ってごらんよ。
ピノ子:……
どーも恥ずかしがり屋みたいだにゃ。日本語はまだ難しいらしいので、この子の言葉に接近することにした。以下、原語に近い表記で書き留めたピノ子の言葉である。
あああああっ…:「おしっこしたよ」
お行儀の良さより、ぼくをコキ使って「猫砂の面倒をみなさい」と言っているのかもしれない。
うぅうぅ うぅ〜う〜:「お腹がすいた」
ハァッハァッン:「ごちそうさま」
毎回ちゃんとごちそうさまを言いに来る。ただし吐いた時は立ち去る。要するに好みが激しいのだ。今日も人間のお魚の汁と滓を美味しそうに舐めていた。
みゃっみゃっみゃっ!:「遊んで!」
にゅんにゅんにゅん にゃっ。:「つまんないよ」
だと思ったのだが、後者は「見てよ、見て!」なのかもしれない。外を飛ぶ鳥の鳴き声に反応して窓辺に行って鳴くのである。
ヒッヒッヒッヒッ!:「遊びが足りん!」
これもよく言う。ホントの意味は「おみゃあはいつも原稿ばっかり書いているけど、いっつも書き直してばかりいて、オレと遊んでくれないにゃ」と言っているのかもしれない。遊ばない代わりにくにゅくにゅしてやるとこう叫ぶときもある。
アッッ、アッッ〜ン!:「いや、やめて!」
エッチなことしとらんて(笑)
まだ観察記録である。ピノ•ニャー語の語彙を増やしていずれ辞書を作りたい(^^)
今日は寒いのでおうちに入っていた。
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