アメリカでは悩み型はだめ!

日本的な日本人は日本以外で成功するのか?自縄自縛的な原稿の修正をしていてふと思った。

自縄自縛とは「書けた!」と啖呵を切ったものの、拙文という縄に締め付けられるという意味である。早朝から昼過ぎまでかかって縄をほどいて、ほっとしてぼんやりとネット見ていると、某投手が来春メジャーリーグで挑戦するというニュースがあった。

うーん…大丈夫だろうか。その投手はそこそこエース級で腕は確かなのだろうが、どうもメジャーで成功するのは腕だけじゃない。ぼくはアメリカで働いたことはほんの短い間だし、スポーツもしないので眉にツバしてほしいのだが、こう言いたい。

アメリカでは悩み型はだめ、カラっと型じゃないと。

失敗は失敗、ゼロにしかならない、マイナスじゃないさとカラっとしたプラス思考ができないといけない。失敗は監督が悪い、組織が悪い、契約が悪いくらいに思える。自分を責めず結果は結果、また挑戦。悩む力より忘れる力をという風土である。こう見ればアメリカのビジネス本にある楽天性や能天気、割り切りにも説明がつく。

ところが日本人は悩み抜くのである。事例はたくさんある。

野球なら手術後弱気になった松坂投手、自殺した伊良部投手を筆頭に枚挙に暇がない。逆にダルビッシュや田中投手はカラっとしている(たぶん)。野茂や松井やイチローも悩んだはずだが、彼らはモノが違った。ゴルファーでも悩む宮里藍や石川遼は鳴かず飛ばず、カラっとした松山選手は伸びた。石川選手は今年はイケそうだが…。

そう考えて冒頭に書いた某投手は悩みそうだと思ったのだ。今から悩む顔が見えてくる(笑)

日本人はあくまで「悩んで突き抜ける求道心」、それでいい。少なくとも極東では普遍性があるし、禅スタイルを好む西欧人も多い。

そんな自問自答をしながら、入稿して引っ込めて自作自演の原稿も形が整ってきた。悩んで書くー才能が乏しいわけではなくそういう時もあるのです。とそこだけアメリカン、いえいえ誠にすみませんと日本人。

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よいしょっ。

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