食と幸せ

食べない、食べては吐く…

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猫のご飯のことだ。うちの猫は神経質な方であろう。総合栄養食カリカリはあまり安いのは食べない。かつて高額なカリカリを買ったが、出すたびに残しては捨てた。仕方なくネコ飼いの知人にごっそりあげたら、すごく喜んだという。小分け袋のその餌、最後の一袋がないな…と思っていたら、いつの間にか袋ごと自分の住処に引きづりこんで貪り食っていた(笑)

皮肉なことにその高級カリカリを差しあげてから、うちのピノ子は残ったカリカリをよく食べるようになった。

缶詰やパウチはもっと大変である。ただ「×(食べない)」品ばかりが増える。あちこち行って銘柄選びがたいへんで、しかも食べたらよく吐く。週1度はタイルカーベットを洗う。今日はそこそこ食べたが、夜はあらゆる猫が好きな「チュール」を出しても食べなかった…^^;; 好きなマグロ味ではなかったからだ。

もう勝手におし!と絶交した。たぶん理由は単純に「不味い」か「遊びが足りないストレス」だ。ぜいたくできないし、ぼくは家で仕事している。そうそう遊べない。

数え切れない慟哭を経て、食卓での「妻の怒り」「母の嘆き」が理解できた。がんばって作ったのに「おいしくない」「外で食べてきた」と言った時の妻のひと言「もうゼッタイ作らない!」。栄養を考えたのに子供が食べ残す母の嘆きもわかる。

そもそも食のメモリーの良し悪しと幸せは比例する。

ぼくの小さい時の食の記憶はあまり良くない。父に叱られてホントにちゃぶ台をひっくり返された記憶を反すうする。給食の無い土曜に帰宅すると母が不在、一人でよくサッポロ一番塩ラーメンを作った。具は何もなかった。負の連鎖とはよく言ったもので、ぼくの家では、皆がバラバラで食べることが多かった。食卓に心から楽しい団らんがあっただろうか。

もう繰り返すまいと反省した。粗末でも少なくても、楽しくピノ子とご飯を食べたい。ごめんね、ピノ子。

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