ピノ子と6ヶ月

ピノ子がぼくの家にやってきてちょうど6ヶ月たった。

今は冬なので布団の中に入ってくる。腕枕でごろにゃんしてあげる。時には突つき合ったり、つかみ合ったりしてあげる。幸せかなあ…(^^

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毎月22日はピノ子記念日である。記念日なのだがさしたることはしてあげられない。猫用の煮干しと純缶のマグロフレークをあげるくらいだ。お八つのカリカリは吐きやがったな…^^;; あとは月一回のトイレの猫砂のぜん取っ替えした。だから快適におしっこしていた。

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拡張的ベランダ散歩もしたので満足したようだ。でもあんまり拡張しないでほしい… 

ところがぼくはなんだか疲れが取り切れない日だった。仕事はしたようなしないようなでふわふわ。早めに買い物に出た。猫缶と煮干しを飼い、図書館と郵便局に寄ってきた。生暖かい風に打たれたせいか、ますます気持ち悪くなった。気分転換に縫い物をした。先日転んだ時に破いたジーンズを縫った。もともと猫と遊び用を決め込んだダメージモノなのでよかった。

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どうも気分がすぐれないのは、仕事疲れと大風の低気圧だけのせいではない。ピノ子は優しい子なので、満足してなくても満足しているフリをしているのがわかる。もっと良いものを食べさせたい。芝生のお庭で遊ばせてあげたい。もっと遊んであげたい。どれもできないのだ。猫一匹さえ幸せ途中なのだから、人一人を幸せになんかできるもんか。それが哀しいのだ。それがどこか気分がすぐれない理由なのだと気づいた。

でもどんなに小さな幸せでも、それがどんなに短い間でも、猫や人に授けられるならぼくは幸せだ。

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職人坂井は「春から縁起がいい」と言ってくれた。某企業で御朱印帳出張ワークショップが決まったのだ。ぼくは「一生物です」とある医師に言われた。文章を褒めてくれたのだ。小さくても積み重ねてゆけば少し誰かを幸せにできる。そう信じてー

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