住民よ、go to ライブラリー!

取材した医師のテープ起こしをしている。話しに出た人物や言葉や時代背景を調べながら、起こしに加えてゆく。それが構成と文の原材料になる。普通のテープ起こしの数倍の時間がかかる。

それでも当人の著書や人生を変えた本はネットでは読めない。本を貰うか買うか借りるか…まず当人に一冊お借りしてきた。目を通すべき本はまだ数冊ある。

だから go to ライブラリー。

カーリル』は便利だ。全国の図書館の横断検索がサクサク。論文と専門書は近隣に無く国会図書館にゆく。他にも見ておきたい本がある。近隣の図書館はどうか…住んでいるM市の図書館は、人口45万もいるくせにサムい。案の定、なかった。

だがお隣のK市では所蔵している。K市の図書館分室なら自転車で10分。go to ライブラリー。ところが「市外の人は借りれるが取り寄せはできない」。仕方なく所蔵する本館にgo。もう1冊は、さらに東へいった分室である。萎えたがまた自転車でgo(^^;)自宅から40分漕いで、2冊の本を借りれた。

帰宅してM市の図書館のサムさを統計を調べた。比較のため(かつて住みよく利用した)文化度が高い豊島区を挙げる。

M市:人口一人当たり蔵書数4.8冊、登録者一人当たり貸出数9.9冊、一人当たり図書購入費155円
豊島区:3.1冊、16.8冊、257円

蔵書数では勝ち、貸出数で負け、図書購入費でも差がある。要するに「市民があまり本を借りてない」事実がうかがえる。裕福な地方都市では「図書館にカフェ」が話題になるが、M市にはとてもムリ…だろうか?

そうでもない。市民がもっと本を借りればいいのだ。自治体は需要があれば供給を増やす。予算をつける。いつかカフェもつくるだろう。もう一つ提案。近所の本屋さんを図書館の出先にしたい。貸出をする、図書ボストを置く。借りた本が気に入ったら買えるし、本屋は市民のニーズがわかるから仕入れが良くなる。

近所に知識を増やそう。本屋や図書館が充実する町には知識を大切にする人が集まるから。

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起こした後は原稿です…

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