来年も生きよう、このカレンダーがあるから

今年(2016年)は三和印刷が消滅したのでなくなったものが幾つもある。ギャラリーもイベントも校正紙も余り紙もなくなった。ぐるっとブレスレットもcherryさんの料理もなくなった。かもめに餌をやることもなくなった。いずれも仕方ねえことで、もう慣れてきた。だが師走になってまたひとつないものに気づいた。

カレンダーがなくなった。

なにしろ三和印刷は印刷会社だったので、12月になると紙のカレンダーが自社他社問わずいっぱい集まった。印刷会社の仕事納めの後、7Fの昭和食堂で、余ったカレンダーの中から一つ二つ頂いて家に持ち帰ったものだ。それがなくなったので今年は買うのだろうか…と思っていたら、カレンダーをひとつ頂いた。

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このカレンダーがあるから来年も生きようと思った。この世でたった一つ、いや二つしかない、筆舌に尽くし難いほど素晴らしいカレンダーであることを記しておく。

これまでの人生で良いカレンダーも悪いカレンダーもあった。目標を記したカレンダーもあれば、日々是好日のカレンダーもあった。空白という絶望のカレンダーもあった。いろんなカレンダーを毎年見てきたが、来年のカレンダーほど希望と喜びに満ちたものはこれまでになかった。どんなカレンダーかお見せすることは憚れるが…(^^)

カレンダーって何だろうなと思う。単に日付を知らせるならどんなものでもいい。サイズと置き方を考慮すれば済む。こだわってもタレントや女子アナのCMYKの笑顔か。ぼくには響かない。

結局大事なのは心ですよ、心のカレンダー。

夢の日付をしるすカレンダー。努力のチェックマークをつけるカレンダー。めくるたびに心の細胞を活性化してくれるカレンダー。皆さん、来年のカレンダーをしっかり。

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