心を照らすイルミネーション

ガーデンプレイス•イルミネーションが綺麗でした。その明かりはぼくの心の一隅も照らしてくれた。

img_0659-2

夕方、ある商品発表会に出席したついでに、クリスマス•イルミネーションを鑑賞した。発表会のスーツ姿の男女の仕事人たちは、パソコンやスマフォばかり見ていて楽しむ雰囲気ゼロだったが、ぼくはあちこち歩いた。カップルが多くて羨ましかった。ベンチでひとりスープをすする女子もサマになっていた。

fullsizerender-3

イルミネーションを見ると思い出すことがある。

マンション暮らしの頃、ベランダでささやかなイルミネーションをするのが年中行事だった。ベニヤ板を2枚並べてサンタやトナカイの輪郭を鉛筆で描く。その線上に釘を打って針金を張る。飾る形ができる。針金に点滅球をぐるぐると這わせてゆき点灯するとサンタがチカチカする。出来上がったベニヤ•イルミネーションをベランダの柵に吊るす工夫をして、外に向けて光らせる。8階なので見上げて道行く人もいた。わざわざ見に来る人もいたそうだ。

それは十数年(回)続いただろうか。だんだん身が入らなくなって、やがて止めた。理由は当時はわからなかったが、今考えれば楽しくなくなったからというより、楽しんでいない自分を発見したからだった。家族と自分には見えない「線」があった。溝と言ってもいい。色々なことに口ごもるようになった頃から、イルミネーションにも力が入らなくなった。やがて作らなくなり家族はばらばらになった。

img_0658-2

去年は郊外駅のイルミネーションを知人と歩いた。光球の数はガーデンプレイスの100分の1にも満たないけれど、それなりに綺麗だった。何よりも自分を解放できた。小さな飾りでも「綺麗だね!」って自然に口に出せる自分がいた。

生きる上で大切なことは、自分を解放できることーたとえ自分の一部分であっても、信頼する人に見せられること。ありのままの姿の自分をイルミネーションすることである。

img_0650

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中