サッカー日本代表、一気に世代交代かと思えばハギレが悪いぞハリルホジッチ。
本日(11/15)の日本代表 vs. サウジアラビア、注目したのは「世代交代」である。だが本田、香川、岡崎ら「過去の主力」を外して挑んだのはスタメンの前半だけだった。後半からは過去の主力を揃い踏みさせた。それは監督の“思いやり”なのだろうか。
思い出したのはフランスW杯予選である。主力だった三浦カズを冷酷に外した岡田監督。「え、オレが外れされるの?」というカズのあの顔は今でも鮮明に覚えている。そして中田英寿という「これからの主力」を柱に据えて進んだ。起用方針から見てハリルによりも岡田監督が上だ。
ぼくら平凡人にも世代交代もあればリタイヤもある。会社員なら肩たたきや定年である。自由業にも潮時がある。だが潮時を先延ばしして、続けられる人もいれば、続かない人もいる。悠々自適で続ける必要がない人は別として、続くか続かないか、何が分かれ道なのだろう…と思うお年頃である(^^;)
むむむ…心技体が揃うことだろうか。
自分で言えば、文を書くことは好きだから続けられる。それは間違いない。でも技術がアップしないと停滞する。それにはこれまでの技を超えるかを捨てる必要がある。踏み込む勇気というか、学ぶ好奇心やかたくなにならない柔軟な態度もいる。誰かに望まれ、褒められることも重要である。すべてをひっくるめるのが頑健な身体、健康である。やはり心技体とは言い得て妙である。
ただそれだけじゃ足りない。なんだろう?と思えばカズにそれが見つかった。
代表を外された時から技も体力も下降線のはずだ。それでもまだ現役を続けているのは、あの時の「悔しさ」があるはずだ。オレを外しやがったな、見ておれ、技を磨くぞ。何しろオレは「キングカズ」なのだ。プライドである。この二つが技と心であれば、それを包む体は「かっこよさ」。バラが似合う男、どこまでも精悍な表情。
本田•香川•岡崎はそんな王国を持てるだろうか。
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