赤いボールはどこへ？

昨日は神田や東神田へ外出して帰って来ると疲れたので仕事はやめた。ピノ子のおうちのドアをチクチクしだした。セリアで布を探してもピンと来なかったのだが、cherryさんからもらった生地を思い出した。マリメッコ柄の生地を切って端をしまってマジックテープを付けた。夜11時過ぎまでかかった。ノらない時は手作りに限る。

そして今朝。「今日こそ創作修行」と思ったが…またもノらず。仕方ないので赤いボールでピノ子と遊んだ。満足したのかピノ子はその後ずっとおうちに入っていた。きっとぼくへの感謝なんだな、作ってくれてありがとうという。思いやりがある子なのですよ。

猫が静かな間、ぼくは『かみのみか』の仕事をした。本業がノらなければ、副業をノせよ。

HP用のイラストと、新商品ラインのための説明書を書いた。御朱印帳の商品充実させるのだ。その案内役のキャラクターは“ジョニー”と“レオン”である。

ふざけていると思うでしょ。ところがびっくりしたことに、このキャラクターを気に入って「ある本のカットを書いてくれませんか」という奇特な人が表れた。知り合いでなく見ず知らずの人ですよ。絵描きになれるかな（^^）

かみのみかも画業も新たな展開はありそうなのだが、創作がノらないと調子が悪い。しかも11月というのに蚊が飛んできて頬を刺された。掻いているとピノ子が起きてきて「遊ぼうか」という。だが赤いボールが見つからない。いくら探しても見つからないのだ。直径３cmのフェルトのタマ、どこに行っちゃったの。やっぱりノらない日なのだ…

ところが仕事も終わりお風呂にでも…と思っていると、ピノ子が段ボールをかじっている。商品が入っているからやめなさい！と言って見ると、コヤツ見つけた。

ボールが見つかったら心が弾んだ。ピノ子と遊んだ。お風呂までついてきた蚊は溺れて死んだ。心の中の赤いボールを燃やせ。明日はきっと書ける。