ピノ子記念日

今日で丸4ヶ月のお付き合いである。何やら今日は膝に乗ったり、椅子の後ろに来たり、肩に乗ったり、甘えてばかりだった。ひょっとしたらピノ子記念日ということをコヤツ知っているのか?

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22日はピノ子がぼくのアパートに入って来た日だ。だから22日前後に、猫砂を全とっかえして、器を綺麗に掃除してあげる。ご飯は好きな缶詰をあげる。なるべく遊んであげる。何よりこう話しかける。

「ここに来てくれてありがとう。ずっとぼくと一緒に暮らそうね」

生活は今は苦しいけれど、きっと明日は良くなって、もっと美味しいものが食べれるし、ひょっとしたら芝生の上でも駆け巡れる広いおうちに住めるかもしれない。夢を一緒にもとうね、って言う。何しろ今日は流れ星がいっぱい流れるらしいから、お願いごとをしないとね。

そう言って外を一緒に出窓で眺める。するとコイツ、人間の生まれ変わりじゃないだろうかと思うのだ。とても人間くさい顔をする。さっきもじっとぼくを見る眼差しが、いつかぼくを疑った某女のようで怖くなった。ドキドキしながら、

「そっか、ピノ子は人間の生まれ変わりか?」

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と訊いたらシラっとしていたが、影はどこか人っぽくないだろうか。ないかな(笑)しかしぼくが好きな人の名前をあげると嫉妬して「荒れる」のだ。何か胸騒ぎするみたい。ちなみにピノ子の胸の筋肉は隆々としている。ヒトならけっこう胸がある方だ。セクシィ。

しかしコイツと一緒になったおかげで、ぼくこそ人間臭くなった。

この猫を小さな子のように扱い、気持ちを察しようとするうちに、優しさを持てた。朝4時半に起こされても叩かず、辛抱強くなれた。思いやりを少し持てるようになれた。何よりコイツがいるから生きようと思えた。絶望から少し抜け出せた。今、丸くなって寝ているので、11月22日までにはホカホカの暖かいおうちを買ってあげよう。

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