諦めたら終わりだ。では諦めない方法はあるのか?
「諦めるな」ートップドクターの取材をしているとよくこの言葉にであう。取材テープから幾つか言葉を紹介しよう。
自分がこうなりたいことを諦めてしまえば、それはなれないだけなんです。(尾崎重之医師/東邦大)
(難手術を前に)けれども外科医としては、一部可能性があれば絶対諦めないというのはとても大事なことなのです。(上坂克彦医師/静岡がんセンター)
諦めんのかって言われたのよ。不可能を可能にしろって。(山高篤行医師/順天堂大学)
最近の若者はすぐに諦めちゃいますよね。諦めが早い。しつこさと言いますかね、執拗に自分の目標を追い求めるのが必要かなって思いますね。(藤堂具紀先生/東大医科研)
藤堂先生、駄洒落言ってる(笑)。先生たちの崇高さとは違うが、ぼくも諦めないタイプである。人間関係で諦めずに説得し続けたら一つ実現できた。もう1人諦めたくない人がいる。もちろん書くことは諦めない。それは人生だから。
仕事では諦めたことが何度かある。最近も御朱印帳オンラインショップを諦めかけた。思ったほど売れないし、仕入はロットが大きく費用の割りに小回りがきかない。ずっと考えて答えが出ないので止めようと思ったら、ふと打開アイデアが降りてきた。諦めないとそれは来るものだ。
だが普通は資格勉強もダイエットも続かず、仕事の難しい局面で諦める。どうしたら続くのか?諦めない方法はあるのだろうか?「習慣化する」「人に宣言する」「罰則をつくる」「小さな成功にすがる」「自己暗示をかける」…どれもイマイチ。これ!という「諦めない方法」が思いつかない。だが諦めない人がなぜ諦めないかはわかった。
諦めない人は諦める方法を知らない。だから諦めないのだ。
言葉遊びではない。医学的に言うと「諦めの遺伝子」が欠損している。諦めないとはそういうものだ。
コイツは餌を諦めない…
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